東大・宮台撃ちで侍ジャパン大学代表入り。4番候補は右のスラッガー・大山悠輔(白鴎大)
7月12日から開幕する第40回日米大学野球選手権大会で活躍が期待される、右打ちのドラフト候補スラッガーがいる。
2016/06/25
高木遊
好投手との対戦で技を磨く
この守備の成長に驚いているのは、中学時代から大山の才能に惚れ込んでいた沢辺卓己氏(つくば秀英元監督)だ。
打撃や野球センスは当時から郡を抜くものがあったが、「守備に関しては股が割れないところがあったので、外野手になるのかなと思っていました」と振り返り、「我々の想像を超えた努力をしている成果でしょう」と目を細めた。
これまでも田中正義(創価大)、生田目翼(流通経済大)、佐野泰雄(当時平成国際大/現西武)、そして宮台からも過去に本塁打を放つなど様々な投手に対応できるのも強みとなっている。
「僕らのリーグもこれで注目してもらえるかもしれないですし、日本代表としても恥ずかしくないプレーをしたい」と大山は意気込む。
ようやく日の目を見そうな大物キラーの次なる標的は、メジャー予備軍の大学米国代表だ。
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