横浜DeNAベイスターズ2016年戦力診断。投打に若手が台頭、1番とロマックの起用法がカギに
ベースボールチャンネルでは、2016年プロ野球開幕に向けて、各球団の補強動向を診断していく。日本一という目標に向かって、効果的な補強を行うことができた球団は?今回は横浜DeNAベイスターズだ。
2016/03/22
生え抜きの若手選手が成長で編成に目途
昨シーズン、天国から地獄へ落ち悪夢を見た横浜DeNAベイスターズ。ラミレス新監督のもと、いかに巻き返していくのか注目されるが、補強という面では特に目立つ動きはなかった。
ドラフト新人組に加え、外国人はロマック、ペトリック、巨人を戦力外となった久保裕也、ソフトバンクを自由契約となった白根尚貴の4名のみ。かつて松坂大輔やグリエルといった選手に対し、億単位の資金を用意しアプローチした池田純球団社長は「生え抜きの若手選手たちが育ちつつあるので、そちらに投資をした」と、今シーズンのチーム編成について語っている。
確かに若手は成長しており、また今永昇太、柴田竜拓、戸柱恭孝といったドラフト組も戦力としての目処がついた。さらにチームを離れた選手たちを見れば大きな戦力ダウンは考えられず、結果的にマイナス面はないと考えられる。
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