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コラム

エンゼルス主砲・トラウト、歴史的ハイペースでの活躍。データから見る数々のレジェンド超えの可能性

2018/05/30

 ロサンゼルス・エンゼルスは28日(日本時間29日)のデトロイト・タイガース戦で今季54試合目を終え、レギュラーシーズンの日程1/3を消化した。二刀流・大谷翔平投手の活躍により、ベーブ・ルース以来100年ぶりとなる「二桁勝利、二桁本塁打」への期待が高まる中、もう1人のスーパースター、マイク・トラウト外野手も100年に1度とも呼ぶべき活躍を見せている。    28日時点での、トラウトの成績は打率.303でアメリカン・リーグ13位タイ、18本塁打(同1位)、35打点(同11位タイ)、12盗塁(同3位タイ)。好成績であることは一目瞭然で、過去4人しか達成していない40-40(40本塁打、4 ... 続きを見る


MLBドラフト会議、近年の指名上位選手の現在。巨額契約も昇格は狭き門、新人育成は長期計画がメジャー流

2018/05/27

MLBのドラフト会議が6月4~6日(日本時間5~7日)に開催される。毎年、30球団で計1200選手以上が指名されるが、ドラフト上位選手がいきなりメジャーの舞台で活躍することはめったにない。近年のドラフト上位指名を受けた選手の現況はどのようになっているのか。... 続きを見る


ホワイトソックス・捕手カスティーヨが出場停止、MLBでまたも発生した薬物規定違反にみる“皮肉な現象”

2018/05/25

 MLBは24日(日本時間25日)、シカゴ・ホワイトソックスのウェリントン・カスティーヨ捕手に対し、薬物規定違反で80試合の出場停止処分を科したと発表した。禁止薬物の陽性反応については、先日、シアトル・マリナーズのロビンソン・カノー内野手が処分を受けたばかり。しかし、スポーツ生理学を専門とする筆者は、今回はこれまでのMLBのドーピング事例とは異なるケースだと考える。    カスティーヨはドミニカ共和国出身、メジャー8年目を迎える。これまで5球団を渡り歩き、今季加入したホワイトソックスでは正捕手として、ここまで打率.270、6本塁打とまずまずの成績を残している。    カステ ... 続きを見る


“優等生”カノーの薬物規定違反 母国ドミニカにも衝撃、現地紙「キャリアにシミ」

2018/05/20

 MLBを代表するスタープレーヤーの1人、ロビンソン・カノー内野手(シアトル・マリナーズ)が薬物規定違反により80試合の出場停止処分を受けるというショッキングなニュースは、日本でも大きく報じられたが、カノーの母国ドミニカ共和国でも当然ながらビッグニュースとして扱われている。同国の『リスティン・ディアリオ』紙は16日付の記事で、カノーがドミニカ共和国出身選手として36事例目のドーピング違反者となってしまったと報じている。    多くのスター選手を輩出しているドミニカ共和国だが、同時に多くの選手が禁止薬物に手を染めているという側面も持っている。2005年にアグスティン・モンテロ投手(テキ ... 続きを見る


【データで選出3・4月月間MVP】圧倒的長打力の西武・山川、出塁率5割超えの広島・丸。投手の最高評価はオリックス・西

2018/05/17

 3・4月度の日本生命月間MVPが発表され、野手は山川穂高(西武)と坂本勇人(巨人)が、投手は多和田真三郎(西武)とランディ・メッセンジャー(阪神)が選出された。この表彰は、NPBが表彰タイトルを設けている打率や本塁打、勝利数や防御率といった馴染みのある数字を下地に選手の貢献を計り行っているとみられるが、今回はそれとは別の角度から、同期間における優秀選手を選出してみたい。 【次ページ】山川は28安打中18本が長打。丸は1ヶ月で36四球と図抜けた数字... 続きを見る


MLB年俸総額トップ10、30球団唯一の〇億ドル超えNo.1は…【編集部フォーカス】

2018/05/15

 日本プロ野球と桁違いの年俸で知られるメジャーリーグ。チームの総年俸額ともなればなおさらだ。    メジャーには資金力が豊富な球団ばかりに優秀な選手が集まらないようにする戦力均衡策がある。球団が選手に支払う年俸総額は一定額を超えた場合、超過分に課徴金を課す「課徴金制度(Luxury Tax、ぜいたく税)」である。しかも超過した回数によって税率が上がっていくシステムだ。    しかも今季からルールが一部変更され、税率が上昇する。昨オフに各球団がフリーエージェント(FA)補強をためらった理由はここにある。    各球団は、ぜいたく税を回避すべく知恵を絞って補強を行うが ... 続きを見る


村田修一、栃木入団のプラス効果とは? 観客増や競争激化…独立リーグに見る元NPB選手の価値

2018/05/12

今季、村田修一内野手がルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスに入団し、「プロ野球独立リーグ」の存在が脚光を浴びた。再びのひのき舞台を目指し、元NPB選手が独立リーグでプレーするケースは珍しくない。一度はNPBで名を馳せた有名選手は独立リーグの球団にどのような影響を与えているのだろうか。... 続きを見る


「打者・大谷」全米に衝撃与えた15安打。“ゾーン”で見る驚異の適応能力、今後の課題は

2018/05/08

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、メジャーリーグ最初の1カ月を終えた。投手として2勝を挙げた一方、打者としても3試合連続本塁打を含む4本塁打を記録するなど打率.341を記録。渡米前から「二刀流」としてオフの話題をさらった大谷だが、その注目と期待に見事に応える結果を見せた。... 続きを見る


マーリンズに現れた“あの映画”のような苦労人ルーキー、現役最高左腕に投げ勝った24歳とは

2018/04/27

ビールの売り子に高校教師…まるで映画のような経歴  今季低迷するマイアミ・マーリンズに異色の経歴を持つルーキーが現れた。今年メジャー1年目のトレバー・リチャーズ投手。年は24歳だが、その存在はMLB史上最年長の35歳でデビューしたジム・モリスをモデルにした映画「The Rookie(邦題:オールド・ルーキー)」を思い起こさせる。    リチャーズは25日(日本時間26日)、ロサンゼルス・ドジャース戦に先発登板。4回2/3を投げて10奪三振、無失点と好投した。ドジャース先発の現役最高左腕クレイトン・カーショウ投手に投げ勝った。    「The Rookie」は、元マイナーリー ... 続きを見る


“ケタ違いの飛距離”証明の清宮、昇格時期は? バランス保った起用法求められる【小宮山悟の眼】 

2018/04/23

北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎内野手が、ファームの試合で本塁打を連発。体調を崩し力を発揮できずにいたが、ここにきてようやく持ち味を見せる活躍をしている。果たして1軍昇格はいつになるのか、そして起用法はどういった形になるのだろうか?... 続きを見る


メジャー速球ランキングに異変。チャップマンの牙城破る21歳新星の登場か

2018/04/21

チャップマンを超える新星・ヒックスとは  2018年シーズンが開幕して3週間が経過した。メジャーリーグ全球場に2015年に導入された高精度データ解析ツール「Statcast」において、これまでニューヨーク・ヤンキースのクローザーであるアロルディス・チャップマン投手の独壇場だった速球部門にある異変が起きている。    「Statcast」速球部門の今季最高速度の上位9位にはチャップマンではない、見慣れない名前が並ぶ。    ――ジョーダン・ヒックス。    4月20日(日本時間21日)現在、今シーズンの最高速度の1~9位がヒックス、10位にようやくチャップマンの名前 ... 続きを見る


菊池と則本の投げ合いに見たエースの矜持。試合を支配する「三振の力」【新装版・野球新書】

2018/04/17

試合の勝敗、投手の球速、野手の打率、盗塁数…プロ野球を観戦する際に注目するポイントはいくつもある。今回は4月13日の東北楽天ゴールデンイーグルス-埼玉西武ライオンズ戦において、試合の流れを左右した両チーム・エースの「三振の力」について考える。... 続きを見る


タイブレーク制度は野球の醍醐味を失わせるのか。今季からマイナーで導入、メジャーへの適応の可能性は

2018/04/15

マイナー開幕戦で早速適用された新ルール  4月5日(日本時間6日)に開幕したマイナーリーグでは、試合時間の短縮を目的として2018年シーズンから新ルールが導入されている。実は、メジャーリーグにおいて、コミッショナーであるロブ・マンフレッド氏が今季から導入を目指したが、メジャーリーグ選手会からの支持を受けられず断念した経緯がある。その代わりとしてマイナーリーグが試験的運用の場として選ばれたのである。    新たに導入されたルールは、▽延長戦のイニングは無死二塁から開始する(タイブレーク制)▽投手の投球間隔をランナーがいる場合は20秒、いない場合は15秒に制限する――というものだ。 &n ... 続きを見る


大谷はどのようにOP戦の成績を覆したのか。エンゼルスの起用法にみる“二刀流“のメリット【小宮山悟の眼】

2018/04/13

 渡米前から「二刀流」の可否で日米両球界から注目を集めていたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手。開幕前は懐疑的な意見が多かったが、ここまでの大谷は投打にわたる活躍には目を見張るものがある。華々しいデビューを飾ったが、メジャーリーグでの今後のキャリアを見据え、大谷はメジャー1年目をどう過ごすべきか。... 続きを見る


今季の新人王候補は? 投手有力のセ、野手を推したいパ。選出にはチーム事情の影響も 【小宮山悟の眼】

2018/03/29

プロ野球セ・パ両リーグが30日、開幕する。今回は今季の最優秀新人(新人王)について考えたい。昨季はセ・リーグが京田陽太(中日ドラゴンズ)、パ・リーグは源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)の野手2人が獲得した。今季の候補選手はどのような顔ぶれか。... 続きを見る


それでも大谷をマイナー降格させない理由。見逃せない営業サイドの思惑と経済への影響

2018/03/23

 大谷翔平が苦しんでいる。今季から加入したロサンゼルス・エンゼルスでも二刀流挑戦が注目を集めるが、オープン戦では投打で結果を残せていない。現地ではマイナーからのスタートを推奨する声もあるが、球団には様々な理由から降格させられない理由がある。... 続きを見る


センバツきょう開幕。 注目選手は? 存在際立つ大阪桐蔭3選手、二刀流、長身の投手陣も

2018/03/23

打高投低の前評判  打高投低と言われるのが今大会の前評判だ。    しかし、センバツというのは気候的なものもあり、得てして打撃陣が苦戦するというのも事実だ。案外、序盤戦は拮抗した対決になるのではないか。    では今大会にはどんな選手たちがいるのか。まずは攻撃陣から注目選手を挙げていきたい。    打線は大阪桐蔭の3選手の存在感が際立つ。    1番を打つ藤原恭大は俊足が持ち味で、さらに外野の間を抜く長打を打てるのが魅力だ。プレイボール後いきなり二塁打を食らったらひとたまりもない。4番を打つ根尾昂は昨秋の公式戦で5本塁打20打点を叩きだした。体躯的にスラ ... 続きを見る


「お前ら悔しくないのか!」。今の選手、監督にも怒り…江本孟紀氏が語る人間・星野仙一

2018/03/20

 野球評論家の江本孟紀氏は、2018年1月4日すい臓がんのため70歳で亡くなった星野仙一氏と長年にわたって交流があった。選手を叱咤激励し続けた星野氏について旧知の江本氏にはどのように映ったのか。3月22日に『僕しか知らない星野仙一』を上梓した江本氏が客観的に分析する。... 続きを見る


大谷との違いは? レイズが挑む前例なき二刀流・マッケイの育成、慎重姿勢が生み出すメリット

2018/03/09

今季、メジャーリーグで二刀流と言えば、ロサンゼルス・エンゼルスに入団した大谷翔平選手。日米球界の注目度は非常に高く報道も過熱しているが、その一方でもう一人の二刀流であるタンパベイ・レイズ傘下に所属するブレンダン・マッケイ選手は静かに調整を続けている。... 続きを見る


侍ジャパン“大成功”のオーストラリア戦、その意義とは? 代表の価値上げたメンバー選考と選手起用

2018/03/05

野球日本代表「侍ジャパン」は、オーストラリア代表の強化試合「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」に2連勝。稲葉篤紀監督が率いるトップチームにとって幸先のいい初陣となったが、目標とする2020年東京五輪の金メダルへ向け、今シリーズはどのような意味を持ったのか。... 続きを見る


「プロ野球は優秀なトレーナーを上手く活かしきれていない」。米コンディショニング専門家はキャンプをどう見たのか

2018/03/04

アスリートにとって、体のケアはパフォーマンスや選手寿命に大きく関わる重要な要素となる。世界の様々なプロスポーツチームで日本人トレーナーは活躍しているが、日本のプロスポーツチームはどうなのか。ファンクショナル・カッピング・メソッドの創始者、浅野吉隆氏に話を聞いた。(取材・文:角谷剛)... 続きを見る




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