巨人・小林誠司、“温室育ち”で伸び悩む打撃。思い出すべき2000本安打・阿部慎之助からの金言
2017/08/15

読売ジャイアンツ・阿部慎之助内野手が史上49人目の2000本安打を達成した。巨人の生え抜きとしては歴代5人目で、守備の負担の大きい捕手を務めながらの快挙だ。この阿部の功績から、打撃で伸び悩む正捕手・小林誠司が学ぶべき姿勢は何だろうか。... 続きを見る
2017/08/15
読売ジャイアンツ・阿部慎之助内野手が史上49人目の2000本安打を達成した。巨人の生え抜きとしては歴代5人目で、守備の負担の大きい捕手を務めながらの快挙だ。この阿部の功績から、打撃で伸び悩む正捕手・小林誠司が学ぶべき姿勢は何だろうか。... 続きを見る
2017/08/15
準優勝した1998年以来の出場となった京都成章(京都)は、初戦で神村学園(鹿児島)に2-3でサヨナラ負けを喫した。 「力不足のストレートだった」。エース・北山亘基(3年)は逆転された6回裏をこう振り返った。 140キロ後半の直球とキレのある変化球が武器の右腕。地方大会では要所を三振で締め、49イニングで60個の三振の山を築いた。6回裏、二死一三塁で“三振をとるには一番有効”という直球で勝負するも、三塁打を浴び、「勝負弱さが出てしまった」と語る。 しかし、この日の試合でも奪った三振は11個。その持ち味は存分に発揮した。 「一番楽しいマ ... 続きを見る
2017/08/13
谷元圭介の中日移籍にともなう「谷元ロス」の状態が続いている。若手がしっかりと台頭してくる一方で、ベテランが次々にファイターズを卒業する中、チーム内に職人的プレーヤーの存在が減っているようにも感じられる。... 続きを見る
2017/08/13
東北の雄・仙台育英(宮城)が初戦を18 安打15得点の快勝で飾った。 初回に3番・山田の2ラン本塁打で先制。2回には先発・長谷川に3ラン本塁打が飛び出し、一気に試合の流れを引き寄せた。佐々木順一朗監督は「フルスイングが信条の山田。それが当たって入ってくれて、チームに元気を与えた」と振り返る。 仙台育英の初戦突破は今大会で8回連続だ。1995年に指揮官に就いた佐々木監督にとって13回目の夏。初戦の戦績は12勝1敗となった。 今大会初戦は序盤の本塁打2本に加え、5回以降も毎回得点。隙の無い強力打線を見せつけた。 佐々木監督は「イメー ... 続きを見る
2017/08/12
横浜(神奈川)は昨夏4強の秀岳館(熊本)に4-6で敗れた。 2点を追う9回、二死で打席に立ったのは主砲・増田珠(3年)。しかし、秀岳館の2番手・田浦のチェンジアップをとらえきれず左飛に倒れた。 神奈川大会では4試合連続5本塁打を記録。この日、期待の一発は出なかったが5回に1安打、三盗を決めるなど存在感を示した。 初戦敗退には無念の表情を浮かべたが、「1本打てたので悔いない。(秀岳館・川端の)早いストレートに負けずにバットを振れたのはよかった」と話す。 夏の甲子園を2度経験した増田。この日は午前6時半に満員通知が出され、4万7千人 ... 続きを見る
2017/08/11
7月度の日本生命月間MVPは、野手は秋山翔吾(西武)と桑原将志(DeNA)が選出された。上位争いに加わろうとするチームを支えたバットマンが選ばれた格好だ。投手は東浜巨(ソフトバンク)と菅野智之(巨人)が選出。菅野は5月度に続く2度目の選出となり、大型連敗やGMの辞任、コーチングスタッフの入れ替えなど波乱のシーズンを送るチームにあって好調をキープしている。今月もデータに主眼を置いた別角度からの評価で、7月に最も大きな貢献を果たしていた選手をチェックしていきたい。... 続きを見る
2017/08/10
あと一つのアウトが遠かった。 木更津総合(千葉)は5-2のリードを守りながら迎えた最終回、エース・山下輝(3年)が捕まった。7回までは5安打1失点に抑え、試合の流れを掴んでいた。 9回表二死の場面で制球が甘くなり、4連続安打で4点を失った。 「打線が援護してくれたのに、ふがいない投球をしてしまった。甲子園の厳しさを感じた」 2年生の秋に投手に転向した山下。夢の舞台で一勝を挙げる難しさを痛感した。 五島卓道監督は、投手のカバーリングの遅れや走塁ミスなどを敗因として挙げた。「山下があれだけ打たれたのは初めてで、動揺し ... 続きを見る
2017/08/10
前橋育英(群馬)は9日の初戦に集中打で山梨学院(山梨)を12-5で下した。 4年ぶりの夏の勝利。とどめの一発を決めたのは、4番の主将・飯島大夢(3年)だった。3回表に先制の適時打を放ち、7回表には左中間へのソロ本塁打で12点目のホームを踏んだ。 「左手が使えないので、なんとか右手で押し込んだ」 関東大会で左手首を骨折した飯島は、状態が万全でない中での試合出場。「けがでチームに迷惑をかけたが、甲子園で貢献できてうれしい」と笑みを浮かべた。 荒井直樹監督は「あの1点は大きかった。けがをしてても4番がそこに座ってるのは、チームにとって ... 続きを見る
2017/08/09
昨夏の覇者・作新学院(栃木)は、初戦で盛岡大付(岩手)に1-4で敗れた。地方大会平均約9得点の強力打線はなりをひそめ、わずか2安打に抑えられた。 相手投手の好投に加え、守備のミスが絡み、試合の流れを引き寄せることができなかった。小針崇宏監督は「うまくヒットを狙うことができない中で、もうちょっとつなぐ意識をもって作戦を実行してもよかった」と反省の念を口にし、「悔しい負け方」と振り返った。 4番・中島淳(3年)は「守備で少し隙があった。打てなくて、雰囲気も少し攻められ気味。(連覇がかかっていて)相手チームは必死に食らいついてくるし、負けじといったけどうまくいかなか ... 続きを見る
2017/08/09
埼玉西武ライオンズが躍進を続けている。8月4日には59年ぶりの13連勝を果たし、パ・リーグ2強の状況を打開するような快進撃だ。辻監督の“我慢”の采配と、その期待に応える若手の成長が好調を支えている。... 続きを見る
2017/08/09
滋賀県内屈指の進学校・彦根東が、開幕試合でサヨナラの逆転劇を演じ、悲願の甲子園初勝利を掴んだ。 4-5で迎えた9回裏、先頭の代打松井が安打で出塁して好機をつくった。2番朝日の三ゴロで同点とし、2死一、二塁から4番岩本が一二塁間を抜ける適時打を放ち、試合を決めた。 サヨナラのホームを踏んだのは、二走の原晟也(3年)。クロスプレーとなるも、スライディングした原がわずかに早かった。 「ベンチもスタンドも意識は一つ。一打サヨナラの場面で回らない選択肢なかった」と語る。三塁を踏んだとき、ライトはすでにバックホーム体制。「やばいなと思った。でもちょっとでも反れた ... 続きを見る
2017/08/08
阪神タイガースで金本知憲監督の目指す「超変革」が思うように進んでいない。就任1年目の昨シーズン、チームスローガンとして掲げたものの成長を期待した若手野手たちは大半が今、伸び悩んでいる。... 続きを見る
2017/08/05
7月以降は15勝10敗1分け(8月4日時点)。序盤は13連敗もあり苦しんだ巨人がようやくAクラス争いに参入してきた。主力陣の高齢化、不可解なベンチワーク、そして山口俊の不祥事とマイナス面ばかり報じられることの多いチーム状況だったが、今回はあえて「2017年の由伸巨人プラス要素」を挙げてみよう。... 続きを見る
2017/08/02
千葉ロッテマリーンズの井口資仁内野手は今年6月20日、今季限りの現役引退を表明した。早期発表は、「1試合でも多く、自分のユニフォーム姿を見てほしい」というファンへの思いから。会見では爽やかな笑顔を浮かべていた井口だが、引退試合まで2カ月を切ったいま、何を思うのか。 ... 続きを見る
2017/08/01
今夏、球界の注目を一身に集める早実・清宮幸太郎内野手(3年)。高校最後の甲子園出場は叶わなかったものの、その進路に世間の関心が高まっている。進学かプロか。まだまだ目が離せない。... 続きを見る
2017/07/31
ニューヨーク・ヤンキースとシカゴ・ホワイトソックスの間で大型トレードが成立した。ヤンキースは中継ぎロバートソンとスラッガーのフレイジャーを獲得。代わりに2016年と13年のドラフト1位を含む4選手を交換要員とした。メジャーリーグでは当たり前のトレードだが、日本のトレード文化は少し異なる。今回は日米間のトレードの違いについて話したい。... 続きを見る
2017/07/29
釧路、帯広の2連戦は平日のデーゲームながら、両日とも超満員。ファイターズがしっかりと北海道に根付いていることを改めて証明する結果となった。... 続きを見る
2017/07/26
MLBのオールスター(日本時間7月12日、マイアミ)を現地で取材した。本場のオールスターは日本とはまた趣が違って感動することも多く、今回はそんな日米のオールスターの違いについて話したい。... 続きを見る
2017/07/25
読売ジャイアンツにまたしても事件が起こった。今年、横浜DeNAベイスターズから移籍してきた山口俊投手が、飲酒による暴力トラブルを起こした疑惑が浮上している。事件発覚後は古巣在籍時から酒癖が悪いことで有名だったことが報じられている。巨人サイドがそのことを把握していたのかも気になるところだが、かつての「球界の盟主」が試合以外のことで大ニュースにならないよう、しっかりと球団運営をしてほしい。... 続きを見る
2017/07/24
2012年にドラフト4位指名を受け、千葉ロッテマリーンズに入団した加藤翔平外野手。大学時代からチャンスで打席に立つことが多かったと話す加藤だが、ここぞの場面で結果を残せるようになるまでに数々の試練があった。... 続きを見る
2017/07/21
少しずつ調子を取り戻し、3位・横浜DeNAベイスターズとのゲーム差を5まで縮めた読売ジャイアンツ。Aクラス入りが少しずつ見え始めてはいるが、今の巨人には若きホームランバッターの出現が必要だ。... 続きを見る
2017/07/19
プロ2年目の成田翔が、7月13日フレッシュオールスターゲームに出場した。5回1イニングを無失点に抑えた。... 続きを見る
2017/07/18
前半戦は泥沼の13連敗を喫するなど、厳しい状況が続いた読売ジャイアンツ。後半戦が始まった17日は、中日ドラゴンズに快勝し、幸先のいいスタートを切った。反撃ののろしを上げるには、正捕手・小林誠司が鍵になりそうだ。... 続きを見る
2017/07/16
「トラックマン」を活用した中継で物議をかもしたオールスター第1戦。しかし、ファイターズファンにとっては、谷元圭介の投球が何より感動的だった。... 続きを見る
2017/07/15
かつて「ドラフト1位」でプロに入団した選手1人の野球人生をクローズアップする。華やかな世界として脚光を浴びる一方で、現役生活では「ドラフト1位」という肩書に苦悩し、厳しさも味わった。その選手にとって、果たしてプロ野球という世界はどのようなものだったのだろうか。... 続きを見る
2017/07/14
かつて「ドラフト1位」でプロに入団した選手1人の野球人生をクローズアップする。華やかな世界として脚光を浴びる一方で、現役生活では「ドラフト1位」という肩書に苦悩し、厳しさも味わった。その選手にとって、果たしてプロ野球という世界はどのようなものだったのだろうか。... 続きを見る
2017/07/13
かつて「ドラフト1位」でプロに入団した選手1人の野球人生をクローズアップする。華やかな世界として脚光を浴びる一方で、現役生活では「ドラフト1位」という肩書に苦悩し、厳しさも味わった。その選手にとって、果たしてプロ野球という世界はどのようなものだったのだろうか。... 続きを見る
2017/07/12
6月度の日本生命月間MVPが発表され、野手は柳田悠岐(ソフトバンク)と丸佳浩(広島)が、投手は十亀剣(西武)と岩瀬仁紀(中日)が選手された。今月もデータに主眼を置いた別角度からの評価で、交流戦を中心に行われた6月、最も大きな貢献を果たしていたのがどの選手だったのかを検討してみたい。... 続きを見る
2017/07/12
埼玉西武ライオンズの岡本洋介投手(31)は、11日に本拠地・メットライフドームで行われた千葉ロッテマリーンズ戦に、11点リードの7回から2番手として救援登板。岡本は3イニングを46球で3安打・2奪三振・1四球・2失点という内容でまとめ、セーブの記録要件を満たし嬉しいプロ初セーブを手にした。 岡本は2009年ドラフト6位で西武に入団。昨季は4試合登板で防御率19.29と精彩を欠いたが、今季は6月に1軍昇格を果たすと、先発で3連勝を記録し、今回登板ではプロ初セーブを記録するなど好調を維持している。 セーブといえば、接戦で出てきた投手が僅差のリードを守り切った場合に ... 続きを見る
2017/07/11
埼玉西武ライオンズのエース菊池雄星は、今季ここまで8勝4敗の成績を残している。防御率は2.03(7月10日時点)でリーグトップを走っているが、開幕以来すべてが順風満帆なわけではない。... 続きを見る
2017/07/10
東京ヤクルトスワローズは7月9日試合終了時点で、首位と21.5ゲーム差のセ・リーグ最下位だ。その主な理由に、近年悩まされ続けている主力の故障があるのは間違いない。選手たちの意識も問題ではあるが、それ以上にチーム全体の管理体制にメスを入れないことにはどうにもならないだろう。... 続きを見る
2017/01/30
2016年育成ドラフト1位で入団した安江嘉純にとって、まずは支配下登録という大きな目標が目の前にある。... 続きを見る
2017/01/29
皆さんは、かつて巨人で活躍したクロマティが、アメリカの独立リーグで日本人だけのチームの指揮官として戦っていたことをご存じだろうか。そのチームは『ジャパン・サムライ・ベアーズ』と名づけられた。... 続きを見る
2017/01/28
皆さんは、かつて巨人で活躍したクロマティが、アメリカの独立リーグで日本人だけのチームの指揮官として戦っていたことをご存じだろうか。そのチームは『ジャパン・サムライ・ベアーズ』と名づけられた。... 続きを見る
2017/01/25
2015年のプレミア12で、期待されながらもインパクトを残すことができなかった巨人・菅野。負けん気の強い菅野が大谷をライバル視することで、チームに大きな相乗効果が生まれるのではないだろうか。... 続きを見る
2017/01/22
昨年10月に、千葉ロッテマリーンズから戦力外を通告された大松尚逸。千葉ロッテでの12年間で、身体的な悩みを抱えることもあった。その苦悩を2回にわたってお伝えしていく。今回は後編だ。... 続きを見る
2017/01/21
昨年10月に、千葉ロッテから戦力外を通告された大松。千葉ロッテでの12年間で、身体的な悩みを抱えることもあった。その苦悩を2回にわたってお伝えしていく。今回は前編だ。... 続きを見る
2017/01/20
皆さんは、かつて巨人で活躍したクロマティが、アメリカの独立リーグで日本人だけのチームの指揮官として戦っていたことをご存じだろうか。そのチームは『ジャパン・サムライ・ベアーズ』と名づけられた。... 続きを見る
2017/01/19
皆さんは、かつて巨人で活躍したクロマティ氏が、アメリカの独立リーグで日本人だけのチームの指揮官として戦っていたことをご存じだろうか。そのチームは『ジャパン・サムライ・ベアーズ』と名づけられた。... 続きを見る
2017/01/18
皆さんは、かつて巨人で活躍したクロマティ氏が、アメリカの独立リーグで日本人だけのチームの指揮官として戦っていたことをご存じだろうか。そのチームは『ジャパン・サムライ・ベアーズ』と名づけられた。... 続きを見る
2017/01/13
ソフトバンクのドラフト1位ルーキー・田中正義の1年目がまもなく始まる。 ... 続きを見る
2017/01/09
昨年、10年ぶりの日本一を成し遂げた北海道日本ハムファイターズ。その強さの源はブレない人材獲得と育成術にある。2017年もどんな若手選手が台頭してくるのか、興味深い。... 続きを見る
2016/02/29
ドジャース・前田健太の登板日が決まった。まずは中4日からスタートし、その後中5日での登板が予定されている。 ... 続きを見る
2016/02/29
昨シーズンをもって日本プロ野球を去った外国人選手たちは今季どこでプレーするのだろうか。またどのような期待をされているのだろうか? 今回は野手編だ。... 続きを見る
2016/02/28
世界中に野球が存在している今日だが、日本においては他国の情報を得る機会が少ない。その代表格といえるのが北朝鮮だ。 ... 続きを見る
2016/02/28
高橋由伸新監督が就任した巨人は、春キャンプではルーキーや若手が猛アピールしている。果たしてどのように世代交代をしていくのだろうか。... 続きを見る
2016/02/28
オリックスと近鉄の分配ドラフトを経験している選手は近藤だけだ。昨年久しぶりに勝利をあげ、今季は本当の意味での復活を目指す。... 続きを見る
2016/02/27
メジャー枠を勝ち取るためスプリングトレーニングでアピールを続ける元ソフトバンクの李大浩。33歳の右打者は自慢の打撃、そして韓国や日本での経験を武器に熾烈なレギュラー争いに挑んでいる。... 続きを見る
2016/02/27
キャンプも終わり、いよいよオープン戦が始まる。セリーグは3名の新人監督がいるが、それぞれの監督が描く野球について考えてみたい。 ... 続きを見る
2016/02/25
メジャーではスプリングトレーニングが始まった。これはストーブリーグの終わりでもある。セイバー系サイトの『ファングラフズ』は全30球団のオフの補強を「格付け」した。... 続きを見る