コラム
2019/06/19
「日本の子どものレベルはやはり高い」 これまでの2回、17歳の米内山凱君のドミニカ共和国での挑戦を取り上げてきたが、今回は、指導者という立場でドミニカを訪れた一人の野球人の取り組みにクローズアップする。 福島県出身の阿部翔太さんは現在28歳。小学2年生から野球をプレーし、いわき光洋高校から桜美林大学へと進学、そこでは、佐々木千隼投手(千葉ロッテマリーンズ)、川相拓也氏(元読売ジャイアンツ育成選手)らNPBの門を叩いた選手たちともプレーしていた。 大学卒業後は、小学校教諭や一般職についていた阿部さんだったが、野球への想いは熱く、2016年に青年海外協力隊に参加し ... 続きを見る
2019/06/17
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、好調を維持している。現地6月10日(日本時間11日)~16日(同17日)にかけての一週間で、サイクル安打を含む打率.450、2本塁打、5打点と好成績を残した。メジャーのレベルにアジャストしてきた大谷に残された課題は、打球の角度にある。... 続きを見る
2019/06/14
シアトル・マリナーズの菊池雄星が敵地ミネアポリスでのツインズ戦に登板し、5回を6安打1失点にまとめ、先発の役割を果たした。勝敗はつかなかったものの、3試合連続で4回途中KOされていた中で復調の兆しを見せた。
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2019/06/11
通常のスポーツ選手たち、ほとんどすべてのスポーツ選手の股関節は、ドタドタ、ドサドサとガッチリと固まって動きづらい状態になってしまっているのです。一方で、クリスティアーノ・ロナウドなど、ほんの一握りの世界のトップアスリートが絶好調のときだけは、まさにカミソリのような切れ味のいい股関節に仕上がっています。日本のアスリート史上屈指の股関節使いだったイチロー、さらにはMLBでも二刀流を実践する大谷翔平についての部分を、高岡英夫最新刊『キレッキレ股関節でパフォーマンスは上がる!』から一部抜粋で公開!(後編)... 続きを見る
2019/06/10
通常のスポーツ選手たち、ほとんどすべてのスポーツ選手の股関節は、ドタドタ、ドサドサとガッチリと固まって動きづらい状態になってしまっているのです。一方で、クリスティアーノ・ロナウドなど、ほんの一握りの世界のトップアスリートが絶好調のときだけは、まさにカミソリのような切れ味のいい股関節に仕上がっています。日本のアスリート史上屈指の股関節使いだったイチロー、さらにはMLBでも二刀流を実践する大谷翔平についての部分を、高岡英夫最新刊『キレッキレ股関節でパフォーマンスは上がる!』から一部抜粋で公開!(前編)... 続きを見る
2019/06/10
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、復調の兆しを見せている。現地6月3日(日本時間4日)~9日(同10日)にかけての一週間で、打率.333、3本塁打、8打点と好成績を残した。大谷の活躍の裏には、チームメイトたちが生む“流れ”がある。... 続きを見る
2019/06/07
6月11日に大樹生命月間MVP賞が発表される。それに先立ちデータに主眼を置いた別角度からの評価で、5月に最も大きな貢献を果たしていた選手をチェックしたい。 【次ページ】1番打者復帰のタイミングで調子を取り戻した西武・秋山... 続きを見る
2019/06/05
MLBのドラフト会議が6月3日(日本時間4日)に始まった。昨シーズン最低勝率のボルティモア・オリオールズから2019年度の全体1位指名を受けたのはオレゴン州立大3年のアドリー・ラッチマン捕手(21)だった。捕手が全体1位指名を受けるのは2001年のジョー・マウアー以来、MLBドラフト史上5人目のことだ。 強肩強打のスイッチヒッター ラッチマンは身長約188センチ、体重約98キロ。右投げのスイッチヒッターだ。2019年の大学野球レギュラー・シーズンで打率.411、OPS1.326の驚異的な打撃成績を残しただけではなく、盗塁阻止率も48.1%と守備でも高いレベルを誇る。Pac-1 ... 続きを見る
2019/06/03
「ボールの上を叩いている感じ」 大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)の状態が上がって来ない。現地5月27日(日本時間28日)~6月2日(同3日)にかけての週間成績は27打数6安打、打率.222と伸び悩み、シーズン通算成績も打率.225、OPS.630と落ち込んでいる。 大谷自身のコメントにもあるようにとにかく打球が上がらない。現地5月31日(同6月1日)の対シアトル・マリナーズ戦では10試合ぶりとなる第3号ホームランを放ったが、その1本も角度20度という弾丸ライナーによるもの。試合後のコメントも「最近打球が上がっていないので、(スタンドへ)行くのか分からなかった」と満足気 ... 続きを見る
2019/06/01
公式記録には載っていない「本塁打→二塁打」 メジャーリーグで本塁打の判定にビデオ判定が公式に使われ始めたのは2008年のことだ。2014年には監督が審判の判定に異議を申し立てる場合、ビデオ判定を要求できる「チャレンジ方式」が導入された。現在では、審判員がホームプレート後方に集まり、ビデオ映像を確認する光景がほぼ毎試合のように見られるようになった。 公式記録では、メジャーリーグの試合でビデオ判定によって判定が覆された初めての例は2009年5月13日(日本時間14日)のことで、アダム・ラローシュ氏(当時ピッツバーグ・パイレーツ)の本塁打が取り消されて二塁打にされた。 ... 続きを見る
2019/05/30
東京ヤクルトスワローズが29日、本拠地で行われた広島東洋カープ戦に3-5で敗れた。ヤクルトは14日の広島戦から続く連敗が「13」となり、球団ワースト記録でまであと「3」にせまっている。 ヤクルトが13連敗以上したのは1950年(14連敗)、1965年(13連敗)、1970年(16連敗、セ・リーグ記録)、2017年(14連敗)があり、今回で5度目。きょう以降さらに記録が伸びる可能性もあり、予断を許さない状況が続いている。 この13敗分を振り返ると、一試合あたりの平均得点は3.53点、平均失点は6.61点。勝てそうな試合はいくつもあったが、攻撃面よりも守りの部分で ... 続きを見る
2019/05/30
菊池雄星投手のシアトル・マリナーズと、大谷翔平投手擁するロサンゼルス・エンゼルスが30日(日本時間31日)に対戦する。マリナーズは菊池が先発するため、大谷が出場すれば、メジャーリーグの舞台で初対決となる。... 続きを見る
2019/05/29
プロ野球は阪神タイガースや東京ヤクルトスワローズが50試合を消化。各球団、新戦力や急成長した若手などを見出しながら戦い方を模索し、今年のチームを作っている。全3回に分けて、2019年の達成に期待したい記録を紹介する。第3回目は、ピッチャー部門だ。... 続きを見る
2019/05/23
福岡ソフトバンクホークスが、2018年MLBドラフト1巡目指名(アトランタ・ブレーブス、全体8位)のカーター・スチュワート投手と契約合意を果たしたと米公式サイト『MLB.com』が報じた。今回の合意の陰には、代理人スコット・ボラス氏の存在がある。日本の選手にとっても、今後交渉の重要性は増していくことになるはずだ。... 続きを見る
2019/05/23
プロ野球は12球団すべてが40試合を消化。各球団、新戦力や急成長した若手などを見出しながら戦い方を模索し、今年のチームを作っている。全3回に分けて、2019年の達成に期待したい記録を紹介する。第2回目は、スラッガー部門だ。... 続きを見る
2019/05/22
外国に籍を置くMLB選手のうち、およそ4割がドミニカ人選手と言われている。数多くの選手を輩出しているドミニカの野球アカデミーには、日本とは異なる育成環境がある。異国の地に飛び込んだ日本人の少年を追いながら、スター選手が育つ土壌を探る。... 続きを見る
2019/05/20
シアトル・マリナーズの菊池雄星投手が19日(日本時間20日)、本拠地T-モバイルパークでのミネソタ・ツインズ戦に登板し、6回を5安打3失点(自責1)6奪三振の好投を見せ、3勝目を挙げた。... 続きを見る
2019/05/15
プロ野球は阪神タイガースやヤクルトスワローズが40試合を消化。各球団、新戦力や急成長した若手などを見出しながら戦い方を模索し、今年のチームを作っている。今回から3回に分けて、2019年の達成に期待したい記録を紹介する。第1回目は、スピード部門だ。... 続きを見る
2019/05/14
シアトル・マリナーズの菊池雄星投手が13日(日本時間14日)、本拠地T-モバイルパークでのオークランド・アスレチックス戦に先発し、7回途中までを投げ、5安打3失点。3つの本塁打を浴びてリードを許したままマウンドを降りたが、味方が3点ビハインドを追いつき、菊池に勝ち負けはつかなかった。試合は延長10回、6−5でマリナーズがサヨナラ勝ちした。... 続きを見る
2019/05/10
メジャーリーグは、日本での開幕戦2試合を皮切りにシーズンが始まった。今季は、6人の日本人メジャーリーガーが、開幕ロースター入りを果たした。日本人メジャーリーガーの3、4月成績を振り返る。... 続きを見る
2019/05/08
5月15日に3・4月度の大樹生命月間MVP賞が発表される。それに先立ちデータに主眼を置いた別角度からの評価で、開幕からの1ヶ月に最も大きな貢献を果たしていた選手をチェックしたい。 【次ページ】野手... 続きを見る
2019/05/05
シアトル・マリナーズの菊池雄星が3日(日本時間4日)、敵地・クリーブランドでのインディアンス戦に登板し、7回を投げて3安打1失点10三振を奪う好投を見せた。打線の援護に恵まれず、勝敗はつかなかったものの、今季の中では最高と言えるピッチングでメジャー初の2桁奪三振をマークした。... 続きを見る
2019/05/03
今年1月、侍ジャパンの主砲筒香嘉智外野手(横浜DeNAベイスターズ)が日本外国特派員協会で会見を行い、勝利至上主義への警鐘、高校野球やアマチュア指導者への提言を行い、話題を集めたことは記憶に新しい。会見の中で、こうした球界改革への思いを強くしたきっかけの一つにドミニカ共和国への訪問、そこでの経験を挙げている。根性論ではなく、野球は楽しむものという気持ち、プレーヤーファーストの指導など、筒香自身が感じたという、日本野球を取り囲む環境との違いは示唆に富む。 そんな中、北海道出身、17歳の米内山凱(よねうちやま・かい)君という一人の少年が、失った野球人生を取り戻そうとドミニカ共和国 ... 続きを見る
2019/04/26
「野球は確率のスポーツ」と言われている。また、「野球とは失敗のスポーツ」とも言われる。打率をとっても3割打てれば一流、7割の失敗が前提となっており、人間がプレーする以上、「失敗」がまた試合を面白くしている側面もある。 一方で、失敗するからこそ、より技術を向上させ、プレーの確実性を高めたいと思うのは当然のことだろう。より高いレベルを目指すためには、ミスを減らさない限り、数字が上がっていくことはない。 そして、その研鑽の末、シーズンを通して10割、成功率100%を達成した選手たちがいる。平成時代に記録した、職人技ともいえる数字を振り返る。 横浜De ... 続きを見る
2019/04/26
4月も下旬に入り、「平成」は新元号「令和」へ向け、いよいよカウントダウンを始めた。あらゆるところで“平成最後の”を枕詞に、一時代の終わりを惜しんでいる。 平成時代はプロ野球30シーズンが行われた。今回は、平成最高の最優秀選手(MVP)を選出する。評価基準は、MVP獲得回数と、シーズン成績およびタイトルを重視し、そのほか傑出した記録なども評価に加えた。また、年度間のボールの違いやパークファクターは考慮しないものとした。 【次ページ】受賞回数... 続きを見る
2019/04/25
4月も下旬に入り、「平成」は新元号「令和」へ向け、いよいよカウントダウンを始めた。あらゆるところで“平成最後の”を枕詞に、一時代の終わりを惜しんでいる。 平成時代はプロ野球30シーズンが行われ、59人の新人王が生まれた。今回は、平成最高の新人王を選出する。評価基準は、シーズン記録とタイトルを重視し、そのほか傑出した記録なども評価に加えた。また、年度間のボールの違いやパークファクターは考慮しないものとした。 【次ページ】投手... 続きを見る
2019/04/24
4月も下旬に入り、「平成」は新元号「令和」へ向け、いよいよカウントダウンを始めた。あらゆるところで“平成最後の”を枕詞に、一時代の終わりを惜しんでいる。平成時代はプロ野球30シーズンが行われた。全2回に分けて、平成時代のタイトル選手を選出する。第2回は投手編だ。 評価基準は、部門指標のシーズン最高値と部門タイトル獲得回数を重視し、そのほか傑出した連続記録なども評価に加えた。また、年度間のボールの違いやパークファクターは考慮しないものとした。 【次ページ】最優秀防御率... 続きを見る
2019/04/23
4月も下旬に入り、「平成」は新元号「令和」へ向け、いよいよカウントダウンを始めた。あらゆるところで“平成最後の”を枕詞に、一時代の終わりを惜しんでいる。平成時代はプロ野球30シーズンが行われた。今回から2回に分けて、平成時代のタイトル選手を選出する。第1回は打者編だ。 評価基準は、部門指標のシーズン最高値と部門タイトル獲得回数を重視し、そのほか傑出した連続記録なども評価に加えた。また、年度間のボールの違いやパークファクターは考慮しないものとした。 【次ページ】首位打者... 続きを見る
2019/04/21
シアトル・マリナーズの菊池雄星投手が20日(日本時間21日)、敵地でのエンゼルス戦に先発登板し、メジャー初勝利を挙げた。5回10安打4失点と苦しい投球だったにもかかわらず勝ち星を掴んだのには、菊池が続けてきた“姿勢”にある。... 続きを見る
2019/04/18
広島東洋カープ対読売ジャイアンツの試合が17日行われ、田中広輔内野手(広島)と、田中俊太内野手(巨人)が揃ってスタメンに名を連ねた。NPBでは昨季、3組だった兄弟選手が、今年新加入した選手によって5組となった。また、けがから復帰する選手もおり、昨年よりも“兄弟対決”や“競演”を見る機会も増えそうだ。今回は兄弟選手にフォーカスする。 【次ページ】上本兄弟... 続きを見る
2019/04/11
読売ジャイアンツは9日、中日ドラゴンズと敵地で対戦。6回に、クリスチャン・ビヤヌエバ内野手が、今季新たに「リクエスト」の対象となった“併殺崩しの危険なスライディング”をしたとして、リプレー検証の結果、警告が与えられた。 併殺崩しを目的とした危険なスライディングについては、2017年から野球規則に追加。また今季から、「リクエスト」制度でもって、本塁での衝突(コリジョン)プレーや併殺阻止の危険なスライディングについても、リプレー検証を求めることが可能になった。 MLBではNPBよりも1年早い2016年から、併殺崩しの危険スライディングを禁止するルールが採用された。 ... 続きを見る
2019/04/08
苗字は被る。広島の菊池保則投手は移籍後の入団会見で、「広島には有名な菊池選手がいるので」と述べたと、球団公式サイトで伝えられている。ファンに認知された同姓選手の存在は、自らの影を薄くしてしまいがちだ。 一方で、松井秀喜氏と比較され、かつては“リトル松井”とも呼ばれた松井稼頭央氏(現西武2軍監督)は、“松井稼頭央”としてその名をとどろかせた。また、西武のセンターの「秋山」と言えば、秋山幸二氏のものだったが、いまとなっては秋山翔吾外野手が、西武のセンターとしての地位を確かなものにしている。 同姓選手の存在は、一つの目標や刺激となっているのかもしれない。今回は、“じ ... 続きを見る
2019/04/03
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、早ければ5月にもメジャー復帰が目されている。昨季アメリカン・リーグ新人王を獲得した若きスターは、今季打者一本に専念する。昨季は下位打線に始まり、徐々にベンチの信頼を勝ち取り、クリーンアップに座る日も数多くあった大谷。現在のチーム状況を鑑みて、適性打順はどこであるかを検証していきたい。 エンゼルスの打線を考えるときに軸となるのが、先日12年4億3000万ドル(約479億円)のMLB史上最大の契約を交わしたマイク・トラウト外野手だ。 トラウトは、昨季チーム内において、本塁打(39)、盗塁数(24)、出塁率(.460)、長打 ... 続きを見る
2019/04/02
シアトル・マリナーズの菊池雄星投手が、29日(日本時間30日)のボストン・レッドソックス戦に先発登板した。勝ち星こそ付かなかったが、メジャー仕様のスタイルで挑んだこの日の投球では、ボガーツに浴びた一発を境に、“うまさ”が感じられる投球が光った。
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2019/03/28
今季も多くの新外国人選手が日本球界に活躍の場を求めやって来た。チームの浮沈のカギを握る存在でもある彼らは様々な思惑を持って来日している。ここでは2回に分けて4人のプレーヤーの日本球界挑戦の背景について考察する。第2回は、阪神・マルテと、オリックス・メネセスだ。... 続きを見る
2019/03/27
今季も多くの新外国人選手が日本球界に活躍の場を求めやって来た。チームの浮沈のカギを握る存在でもある彼らは様々な思惑を持って来日している。ここでは2回に分けて4人のプレーヤーの日本球界挑戦の背景について考察する。第1回は、巨人・ビヤヌエバと、ロッテ・バルガスだ。... 続きを見る
2019/03/22
シアトル・マリナーズが21日、オークランド・アスレチックスとの開幕2戦目を勝利で飾った。菊池雄星投手にとってはメジャー初、イチロー外野手にとってはメジャー最後となった試合。2人の間には共有した数カ月という期間以上の思いがある。... 続きを見る
2019/03/19
シアトル・マリナーズのイチロー外野手が「2019 MGM MLB Opening Series」に先駆けて、読売ジャイアンツとのプレシーズンマッチに出場した。24打席連続無安打と不振にあえぐ現状を受け止めながらも、イチローは結果を出す機会をうかがっている。日本のファンは常識を覆すような「何か」を期待して東京ドームへと足を運ぶ。... 続きを見る
2019/03/19
シアトル・マリナーズの菊池雄星投手が、21日に行われる「2019 MGM MLB Opening Series」のオークランド・アスレチックス戦(東京ドーム)に先発登板する。既に適応力の高さを知らしめている左腕だが、成功するポイントは、メジャー球対策にある。... 続きを見る
2019/03/18
「2019 MGM MLB 開幕戦」のため、シアトル・マリナーズとオークランド・アスレチックスが来日。今季再び選手としてグラウンドに帰ってきたイチロー外野手も出場すると見られている。前回のMLB日本開幕戦で来日したのが2012年だったことを考えると、メジャーリーガーとして日本でプレーする姿を見る最後の機会となるかもしれない。 今回から、イチロー凱旋企画として全4回に分けて、テーマごとにMLBでの偉業を振り返る。第1回は、「スピード」だ。 【次ページ】内野安打... 続きを見る
2019/03/14
MLBも開幕に向けて順調にオープン戦を消化している。今年は、シアトル・マリナーズに入団した菊池雄星投手を含め、4人の先発投手がローテーション入りする見込みだ。今回から、4選手が所属する球団のローテ候補投手を紹介する。第2回は、前田健太投手のロサンゼルス・ドジャースだ。 【次ページ】リッチ・ヒル... 続きを見る
2019/03/13
北海道日本ハムファイターズの吉田輝星投手が12日、対外試合デビューを果たした。キレのあるストレートを武器に1回を無失点に抑える好投をみせたが、即1軍というわけではない。ゴールデンルーキーの理想となる育成ビジョンは、メジャーリーガー前田健太投手が歩んだ軌跡にある。... 続きを見る
2019/03/12
MLBも開幕に向けて順調にオープン戦を消化している。今年は、シアトル・マリナーズに入団した菊池雄星投手を含め、4人の先発投手がローテーション入りする見込みだ。今回から、4選手が所属する球団のローテ候補投手を紹介する。第1回は、ダルビッシュ有投手のシカゴ・カブスだ。 カブスは今年、ダルビッシュが右肘の骨棘(こつきょく)除去手術から復帰し、実績十分なメンバーが揃った。開幕投手は、通算177勝を誇るジョン・レスター投手。2番手をダルビッシュとコール・ハメルズ投手が争い、2016年ナ・リーグ最優秀防御率を獲得したカイル・ヘンドリックス投手、3年連続2桁勝利のホセ・キンタナ投手が続く盤 ... 続きを見る
2019/03/11
フリーエージェント市場の停滞が囁かれる中で、ブライス・ハーパー外野手(フィラデルフィア・フィリーズ)、マニー・マチャド内野手(サンディエゴ・パドレス)、ノーラン・アレナド内野手(コロラド・ロッキーズ)といった選手が立て続けにMLB史上に残る巨額契約を交わした。ここでは“契約総額”という点にフォーカスし、これまでの巨額契約を振り返る。 (*本文中の金額は1ドル=111円として計算) 【次ページ】第1位... 続きを見る
2019/03/07
オープン戦が本格的に始まり、選手たちはいよいよ開幕に向けての最終調整に入る。新入団選手や再起をかける選手が注目を集める中、「オープン戦首位打者」の行方にも目が離せない。今回は、過去10年のオープン戦首位打者をシーズン成績と合わせて振り返る。
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2019/03/04
カリフォルニア州・パームスプリングスで1カ月間に渡って行われていた全米屈指のスカウトリーグとして知られるカリフォルニア・ウィンターリーグ(以後、CWL)が3月3日(日本時間4日)、閉幕した。... 続きを見る
2019/03/01
中日ドラゴンズは、2日の千葉ロッテマリーンズとのオープン戦(ナゴヤドーム)で、岩瀬仁紀氏の引退試合を行う。 岩瀬氏は、西尾東高、愛知大、NTT東海を経て、1998年ドラフト2位で中日に入団。プロ20年間を中日一筋でプレーした。引退した昨季も、43歳にして(11月で44歳となった)48試合に出場し、2勝0敗、3セーブ、10ホールド、防御率4.63と、防御率両リーグ最下位に沈んだチームを支えていた。 数多くのNPB記録を樹立した岩瀬氏。通算1002登板、407セーブ、15年連続50試合登板、9年連続30セーブ、11年連続20セーブはアンタッチャブルレコードと言って ... 続きを見る
2019/02/28
今月、MLB通算246勝を誇る左腕C.C.サバシア投手(ニューヨーク・ヤンキース)が、今季限りでの現役引退を表明した。今年39歳になるサバシアが積み上げてきた、この246勝という数字は現役選手で2位、MLB史上でも51位タイという輝かしいものだ。ここでは現役投手の通算勝利数にフォーカスする。 【次ページ】バートロ・コロン... 続きを見る
2019/02/22
ファームでは年々成績良化 北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手が、順調な調整を進めている。春季キャンプでは、2試合連続で無安打無失点に抑えるなど、好調ぶりをアピール。開幕1軍に向けて、着実に前進している。 プロ9年目の斎藤は、入団1年目にマークした、19試合の登板で、6勝6敗、防御率2.69がキャリアハイ。2年目は数字を落としたものの5勝を挙げたが、近年では、過去4年間で2勝止まりと、不振にあえいでいる。 だが、決して悪い状態が続いているわけではない。ファームでは、 2015年 18試合39回1/3、2勝3敗、25奪三振、防御率5.03 20 ... 続きを見る
2019/02/22
春季キャンプが折返しを迎え、各球団の新戦力は注目を集めている。とりわけ、高卒ドラフト1位ルーキーたちは、日々取り上げられ、中日ドラゴンズの根尾昂内野手を筆頭に、広島東洋カープ小園海斗内野手や千葉ロッテマリーンズ藤原恭大外野手らの活躍が、連日話題を呼んでいる。 高卒選手は、即戦力としてよりも、伸びしろが期待される素材重視の指名といえる。しかし、ドラフト1位となると、期待の大きさ故に、目先の結果に一喜一憂してしまうファンも少なくないだろう。 過去5年間の高卒ドラ1ルーキーの1年目の成績と現在地を振り返る。最後の5回目は、2013年ドラフトの4選手だ。 【次ページ】 ... 続きを見る