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【プレミア12出場チームBグループ】日本は最低でも4勝1敗で準々決勝進出を! 最大のライバル・韓国、アメリカら激戦必至

11月8日の札幌ドームで『プレミア12』が開幕する。世界野球・ソフトボール連盟のランキング上位12チームが出場する大会での日本のライバルを紹介していく。続いてグループBだ。

2015/11/08

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宮野敦子



アジア大会金メダルメンバー11名を擁する韓国

 11月8日に札幌ドームで開幕する野球の世界王者決定戦『プレミア12』は、世界野球・ソフトボール連盟のランキング上位12チームが出場し、6チームずつ2つのグループに分かれて総当たりの予選ラウンドを戦う。前回のグループAに続き、日本も入ったグループBの出場チームを紹介しよう。

 日本が開幕戦で対戦するのは、アジア最大のライバル・韓国だ。

 昨年のアジア競技大会で金メダルを獲得した11名をはじめ、国際大会の厳しさを熟知した選手が中心となる。

 投手陣は、サムスンの優勝に貢献した車雨燦、14勝をマークしてSKのエースに君臨する金廣鉉、30歳のベテラン・張元準(トゥサン)の左腕三枚が先発の軸。3年連続2ケタ勝利の禹奎珉(LG)と、新興球団NCの2位躍進に貢献した李テヤンの右サイドハンドもボールにキレがある。今季は千葉ロッテで活躍したイ・デウンは、ユーティリティな起用になるか。イキのいい中継ぎから、リーグ2位の31セーブをマークしたイム・チャンミン(NC)へどうつなぐかがポイントだろう。

 打線は2年連続50本塁打以上の朴炳鎬(ネクセン)、メジャーリーグ(MLB)への挑戦を明言した李大浩(福岡ソフトバンク)、ともに28本塁打を放った羅成範(NC)と金賢洙(トゥサン)らでクリーンアップを組む。
 三塁手の黄載鈞(ロッテ)もパンチ力も備えており、代表でも中心選手として高い実績を残す李容圭(ハンファ)、柔軟なバットコントロールで安打を量産する孫兒葉(ロッテ)がチャンスを供給する。

李容圭

 キューバとのテストマッチを経て札幌に乗り込むチームを迎え撃つのは大谷翔平(北海道日本ハム)。インコースへの制球がカギになる。

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