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【野球人の言霊4】 金光大阪・横井一裕監督の大阪桐蔭へ対するリスペクト

指導者やプロ野球選手の言葉を通じて、さまざまな思考に触れることができる。

2016/03/29

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「大阪桐蔭と試合するのが好きなんです」(金光大阪・横井一裕監督)
 
07年夏、中田翔(日本ハム)率いる大阪桐蔭を府大会決勝で破るなど「大阪桐蔭キラー」と呼ばれていたのが金光大阪高だ。大阪桐蔭にとってもライバル校の一つといえるのだが、何より金光大阪・横井監督は同校との対戦を心待ちにしていると常々話していたものだ。
 
 
「対戦成績がいいから試合するのが好きなんじゃないんです。大阪桐蔭からは学ぶことが多い。『タレント集団』ってよく言われますけど、絶対に全力疾走しますし、手を抜いたりしない。野球に取り組む姿勢がいい。だから、全力でぶつかっていこうという気持ちになる」
 
 
勝つ確率が少ないから対戦を避けるのではなく、対戦を望む。
 
 
横井監督の言葉には大阪桐蔭へのリスペクトと自らの野球へのプライドを感じることができる。