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虎スカウト絶賛の吉川尚輝(中京学院大)。岐阜県大学リーグ出身、カープ菊池・野間に続けるか

この春、評価を高めつつあるのが中京学院大の遊撃手・吉川尚輝選手だ。走・攻・守の3拍子がそろったアベレージヒッターは、どのような成長曲線を描くのだろうか。

2016/05/06

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走守は一級品、打撃も良化

 菊池涼介(中京学院大~2011年広島2位)、野間峻祥(中部学院大~2014年広島1位)を輩出した岐阜県の大学球界から今年もドラフト上位指名がありそうだ。華々しい中央の大学野球とは異なる地方リーグでありながら、三拍子揃った中京学院大の遊撃手・吉川尚輝(4年)が今年もプロ球団スカウトの注目を集めている。そしてこの春のリーグ戦、吉川の評価が上がっているのだ。

 これまでの春季リーグ戦7試合すべてで安打をマークし、通算28打数16安打9打点(5月4日現在)と当たっている。昨秋は13試合で打率.259と不調だったが、大学ラストイヤーに目の覚めるような躍動ぶりだ。「上(プロ)の世界に進んだときに、どれだけ打てるか」と課題を挙げていた中京学院大・近藤正監督は「順調にスタートを切れた。昨秋は長打を狙っていたが、今は単打でも塁に出ることを心掛け、ミートに徹しているのが良い結果につながっている」と目を細めている。

 最大の長所は華麗な守備、50メートル走5秒7の走塁面だ。東海・近畿地区などを担当する熊野輝光スカウト(阪神)は吉川を高く評価する人物の一人だ。

「特に守備、走塁のスピード感がいい。また『センス』は教わって身につくものではないが、それが彼には備わっている。すごい選手になる要素が高く、プロで鍛えたらどれほどになるんだろうと期待が膨らみます」

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