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好カード目白押し…4日目に熱視線! 春夏計30回優勝の強豪勢にプロ注目選手がズラリ<第99回全国高校野球>

2017/08/05

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 阪神甲子園球場で7日に開幕する第99回全国高等学校野球選手権の組み合わせ抽選会が4日に大阪市内のフェスティバルホールで行われた。大会4日目の4試合には過去の優勝校が勢ぞろい。春夏合わせて30回の優勝候補校がいきなり激突する注目のカードが組まれた。
 
 4日目の第1試合では広陵(広島)対中京大中京(愛知)の好カードで始まる。センバツを3回制覇している広陵は、夏では過去3度決勝に進出しているがすべて準優勝。今大会で初優勝を狙う。対する中京大中京は夏の大会で史上最多の7回の優勝を誇り、センバツでも4回制覇。いきなりの名門校対決となった。
 
 第2試合では 横浜(神奈川)対秀岳館(熊本)の優勝候補同士の好カード。秀岳館は2016年センバツから3大会連続で4強と安定感を見せつけているが未だ優勝はなし。初制覇に向けて横浜を倒す。対する横浜高校は春夏合わせて5回の優勝を誇るが、夏は松坂大輔投手が活躍した98年以来優勝からは遠ざかっている。19年ぶりの夏制覇に向けていきなりの山場を迎える。
 
 第3試合は興南(沖縄)と智弁和歌山(和歌山)の対決が組まれている。2010年に春夏連覇を果たした興南と、春夏合わせて3回制覇した智弁和歌山の好カードだ。
 
 そして、第4試合では大阪桐蔭(大阪)と米子松蔭(鳥取)の対決。史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭の初戦は、17年ぶりの出場となる米子松蔭だ。大阪桐蔭はセンバツ2回、夏4回の優勝経験を誇るが、PL学園を抜かす5度目の夏制覇に挑む。
 
 横浜の増田、広陵の平元と中村、秀岳館の田浦、川端の両左腕、大阪桐蔭のエース徳山などプロ注目の逸材も続々とフィールドに現れる4日目。まったく目が離せない1日になりそうだ。