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前橋育英、エース皆川の快投で3回戦進出 明徳・馬淵監督の通算50勝はお預けに【全国高校野球】

2017/08/16

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◯前橋育英 3-1 明徳義塾●
 
 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第2試合は、前橋育英(群馬)の先発皆川の快投で明徳義塾(高知)を3-1で破った。
 
 夏の優勝経験がある両校の対決は、3回に前橋育英が丸山の安打、盗塁から戸部が中前へはじき返し、1点を先制する。
 
 前橋育英は先発の皆川が好投。6回まで明徳義塾打線をわずか2安打に抑える投球で味方の援護を待つ。
 
 一方の、明徳義塾先発の市川も粘りの投球。4回まで毎回ピンチを背負うが、3回の1失点のみに抑え、6回まで1失点の快投。両軍打線が相手投手を捉えきれずに試合は終盤戦へと入る。
 
 そして、試合は7回裏に前橋育英が安打とボークで得点圏に走者を進め、2番・堀口が左中間を破る適時二塁打で3回以来の追加点を挙げると、続く戸部も左前へ適時打を放つ。
 
 一方の明徳は9回に皆川から西浦の適時打で1点を返しマウンドから降ろす。しかし、2番手の丸山が最後の打者を抑え、前橋育英が3-1で勝利した。皆川は、8回2/3を4安打、6三振、無四球、1失点の見事な投球でチームを勝利に導いた。
 
 負けた明徳義塾は馬淵監督の甲子園通算50勝は持ち越しとなった。一方の前橋育英は荒井監督の53歳の誕生日に、夏制覇した2013年以来4年ぶりとなる3回戦進出を果たした。