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東海大菅生、19安打の猛攻で初の準々決勝進出! 完投の2年生・戸田が青森山田打線を圧倒【全国高校野球】

2017/08/18

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〇東海大菅生 9-1 青森山田●
 
 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第4試合は、東海大菅生(西東京)が青森山田(青森)に9-1で快勝。強力打線が火を噴き、19安打の猛攻で8強入りを果たした。
 
 東海大菅生は1回裏、先頭・田中が二塁打で出塁、続く松井の二ゴロで進塁。片山の適時打で早々に先制。2回裏は、牛山のフェンス直撃の二塁打から鹿倉の安打でチャンスを広げると、戸田のショートゴロの間に1点を追加した。
 
 東海大菅生の強力打線が本領を発揮したのは3回。2回途中から登板した三上を捕まえた。小玉のバックスクリーンに飛び込む2点本塁打など7安打で、一挙5得点を奪った。
 
 そのあとも攻撃の手を緩めず、4回裏には4番・片山の右中間への本塁打で8点目を挙げた。
 
 なんとか攻撃の糸口をつかみたかった青森山田。5、6回に得点圏にランナーを置きながらもチャンスをものにできず迎えた7回表、7番・中沢に今大会3本目となる本塁打が飛び出し、ようやく1点を返した。
 
 東海大菅生は5回以降、3番手・斉藤勇を攻めあぐねたが8回裏、田中の安打と松井の犠打で一死二塁から小玉の適時二塁打で1点を追加した。
  
 青森山田は9回表、福原の二塁打、四球などで満塁とし粘りを見せる。しかし、最後は代打の西條が一ゴロで倒れ、安定感のある投球を続けた2年生・戸田の突破口を見出せなかった。