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野球U18代表“最強の高校生20人”で世界一へ。主将・清宮「一球一球気を抜かずに」

2017/08/25

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 野球日本代表「侍ジャパン」U-18代表の小枝守監督、清宮幸太郎主将(早実)らは24日、千葉県内のホテルで記者会見し、9月1日から開催される「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に向けて意気込みを語った。清宮主将は「もちろん目標は世界一。一球一球気を抜かずに試合をやっていきたい」と話した。
 
 会見には、団長を務める八田英二・日本高野連会長、安田尚憲内野手(履正社)と徳山壮磨投手(大阪桐蔭)も出席。U-18日本代表は、2大会連続で準優勝。八田会長は、世界一に向け「考えられる最強の高校代表20人」を選んだと自信を見せた。
 
 小枝監督は「精鋭の20人の戦力をもって精一杯戦う。国際試合で飲まれないよう、普通にプレー出来ればいいゲームができると確信している」と話した。また、相互信頼、自己犠牲、他者優先を重視し、チーム作りを行っていると説明。清宮、安田については「日本の大砲。しっかりとした軸になる」と期待した。
  
 清宮主将は、メンバーで唯一前回大会の準優勝を経験。「楽しくやってても最後に負けてしまうと意味がない。心の中の空虚感すごくあった」と当時を振り返り、「悔しさと経験をみんなに伝えたい」と責任感を示した。
 
 会見後には結団式が行われ、中村奨成捕手(広陵)と清水達也投手(花咲徳栄)を除く代表メンバー18人が抱負を述べた。中村、清水はコメントを寄せた。2人は25日以降に合宿に合流する。
 
 選手の決意表明は以下の通り。
 
【投手】
▼花咲徳栄・清水 日本一になれたので、次は世界一を目指して頑張りたい。
 
▼秀岳館・川端 この代表に選ばれたからには、しっかりチームのために活躍して世界一になれるように頑張る。
 
▼福岡大大濠・三浦 選ばれたからにはしっかりチームの勝利に貢献できるようなピッチングをしたい。
 
▼木更津総合・山下 チームの勝利に貢献できるよう精一杯頑張る。
 
▼日大三・櫻井 ピッチャー兼外野手なので、投げる方でも打つ方でも世界一に貢献したい。
 
▼中京大中京・磯村 チームの一丸となって世界一を目指すためそれに、貢献できるようなピッチングをする。
 
▼大阪桐蔭・徳山 チームの勝利に貢献できるピッチングをしたい。
 
▼秀岳館・田浦 世界一に貢献できるように頑張る。
 
【捕手】
▼広陵・中村 全国の高校球児の代表として感謝の気持ちを忘れずに堂々とプレーしたい。
 
▼福岡大大濠・古賀 今年こそ世界一をとれるように頑張りたい。
 
【内野手】
▼仙台育英・西巻 みんなで力を合わせて、一つとなって世界一をとりたい。
 
▼東海大市原望洋・鯨井 どんな形でもいいのでチームに貢献できるようにしたい。
 
▼早稲田実・清宮 ここぞというとき、打点がほしいときにしっかり打てるようなプレーをしたい。キャプテンとして、目の前の課題クリアしながら、お互いを信頼できるような環境づくりをしたい。
 
▼履正社・安田 チームの流れを変えるプレーをして、世界一に貢献したい。
 
▼報徳学園・小園 チームのムードを盛り上げて、世界一に貢献できるように頑張る。
 
▼日大三・井上 自分の力を100%出して世界一に貢献できるように頑張る。
 
【外野手】
▼前橋育英・丸山 少しでもチームに貢献して世界一をとる。
 
▼中京大中京・伊藤 世界一取るために全力を尽くす。
 
▼横浜・増田 少しでもチームを盛り上げられるように、声と元気を出して頑張る。
 
▼大阪桐蔭・藤原 2年生ながら選んでもらったので、世界一に貢献できるように頑張る。