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【MLB】姜正浩、スライディングを受けて脛骨骨折と靭帯断裂も「相手のプレーは故意ではない」と擁護

内野手の怪我人が続出するチーム事情で新人ながらチームをプレーオフ争いに導いていた姜正浩。しかし、17日のカブス戦でダブルプレー崩しのスライディングが原因で左脚の脛骨骨折と靭帯断裂。戦線を離脱した。

2015/09/19

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全治6~8カ月の重傷

 現地9月17日の試合でピッツバーグ・パイレーツの韓国人内野手の姜正浩は、初回にシカゴ・カブスのクリス・コグランのダブルプレー崩しのスライディングを脚に受け、左脚の脛骨骨折と靭帯断裂と診断された。

 パイレーツは今シーズン残り、姜正浩抜きの戦いが余儀なくされる状況となってしまった。この日修復手術をおこない、全治6~8カ月となる見込みで来季の開幕も危ぶまれる状態だ。

 姜正浩は2014年韓国で打率.356、40本塁打、117打点。昨年オフにポスティングシステムで、パイレーツに移籍。MLB1年目ながらショートのレギュラーに定着。今季125試合に出場し、打率.287、15本塁打、58打点と堂々たる成績を残していた。

 ダブルプレーを崩すためとは言え、コグランのスライディングがあからさまにカン・ジョンホの脛に向かったため、故意的に相手を傷つけるプレーだったのではという憶測が飛び交った。だが姜正浩は代理人のアラン・ニーロを通して、すぐさまコメントを出し、コグランに否はなかったことを述べた。

“It is unfortunate that what would be considered a heads-up baseball would cause such a serious injury. That said, Coghlan was playing the game the way it should be played. I’m confident he meant me no harm. I appreciate everyone’s support.”
「次の動きを意識したと思われるプレーで私が大きな怪我を負ってしまったのは非常に残念だ。とは言っても、コグランは当たり前のプレーをしたまでだ。私に怪我を負わせようとは思っていなかったと確信を持っている。皆さんのサポートに感謝しています」

 姜正浩のチームメイト達もコグランのプレーは悪質なものではなかったと話す一方で正確な角度からは見えなかったとも答えている。

 今季、姜正浩と二遊間を組んでいるウォーカーも「我々は強い気持ちで向かい、相手の足をバタつかせろと教え込まれている」とスライディングをしたコグランを擁護する。それでもチームにとっては長期的に好調を維持していた選手を欠く戦いとなってしまい、姜正浩の離脱はチームにとって痛手であることを話した 。

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