二刀流のスーパースター大谷翔平、100マイル以上の投球と打球の唯一の選手に「大谷、キャリアハイの117球で9勝目を挙げる」
2021/09/04
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、テキサス・レンジャーズ戦でキャリアハイの117球を投げ、9勝目を挙げた。ここぞという時にはエリート級の球速を発揮し、9月に入っても疲れを感じさせない投球だった。米 公式サイト『MLB.com』が同日、報じている。
大谷は、4月4日のシカゴ・ホワイトソックス戦以来となる100マイル以上の球を2度投げ、最後は7回のピンチを99マイル以上の速球を3連発で切り抜ける好投。エンゼル・スタジアムで行われたシリーズ開幕戦を3-2で制した。
土曜日には93マイルの速球を右手に受け、火曜日に予定されていたニューヨーク・ヤンキース戦の先発を3日後に延期した大谷にとって良い兆候で、初回にネイト・ロウ内野手の打球を手に受けた後も、怪我の影響は残っていないことを示した。
大谷は、投手として112イニングで135奪三振、防御率2.97、9勝1敗となり、打者としても42本塁打でメジャートップの成績だ。この日は、7回2失点で、8奪三振した一方で、打席では4打数無安打に終わった。
大谷はこの日打球速度101.2マイルと105.7マイルを記録し、今年同一試合で100マイル以上の投球と、100マイル以上の打球が複数回あった唯一の選手となった。