【MLB】打席で右太もも裏を痛めた田中、次回登板回避も「重傷とは思っていない」
メッツ戦の2回に打席からの飛び出しで右太もも裏を痛めた田中将大。その試合は6回まで投げ切ったものの、中4日で予定されていたブルージェイズ戦は登板回避に。いくら準備をしても防げない怪我に指揮官もフラストレーションを溜め、今後同じような怪我がないようマイナーリーグのルールにも助言した。
2015/09/21
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投手の打席中の怪我防止へ指揮官が提言
今回の怪我は“本職”ではない、打席から起こったものでジラルディ監督は「二つのリーグが違うのに問題はないが、マイナーリーグではどこのメジャー傘下であっても全ての投手に打席に立つ経験を与えてほしい」と語った。
田中はマイナーリーグでの登板はリハビリ登板にとどまっているが、今後同じような怪我が投手に起こらないようマイナーリーグの決まり事にも助言した。
マイナーリーグのAAAでは、試合をする両チームがナショナルリーグ傘下の場合のみ、投手が打席に立つ。パシフィックコーストリーグに至っては、さらに両チームの同意があって、初めて投手も打席に立つルールがその試合適用となる。
“It’s frustrating. You get concerned whenever your pitchers have to hit and you try to do everything you can to keep them from getting hurt. You prepare them, and something you can’t prepare is that sudden burst that they have to make. We tell our guys to take it easy in situations, but I’ve often said that one of the reasons they are successful is their competitive nature inside of them. They understand the importance of runs, and it’s just hard.”
「とてもフラストレーションが溜まるよ。投手が打席に入らなくてはいけない場面では心配になってしまい、彼らが怪我しないよう細心の注意を払う。投手にも打席に立つ準備をさせるが、彼らに求められる急な打席からの飛び出しは準備することができない。状況に応じて無理をするなとは伝えているが、彼らが成功している理由の一つには内に秘められた闘志があるからでそれは私も常に話している。1点の重みを(選手が)理解している分、(無理をしないほうが)とても難しい」
出典: How bad is Masahiro Tanaka’s hamstring injury? Yankees remain optimistic by Ryan Hatch in NJ.com on September 20, 2015