【MLB】9月スランプのイチロー。米メディアは「マイルストーン達成へ球団は契約更新」と予想
8月には調子を上げて、一時.265（8月21日試合後）まで打率を上げたイチロー。その後は長いスランプに落ち込んでいる。このままではメジャーで初めて100安打に到達できない可能性も高いが、米国のオンライン誌『ラテン・ポスト』はそれにもかかわらずマーリンズは相変わらず評価していると報じている。
2015/09/24
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来年への契約更新も真剣に考慮しているマーリンズ
イチローに関して、マーリンズ編成本部長のマイケル・ヒル氏は、ニューヨーク・ポスト誌のインタビューで、来年達成するであろうメジャー3000本のヒットも念頭において、イチローとの契約更新も可能性が高いと答えた。『ラテン・ポスト』のデービッド氏によれば、ヒル氏はこう語ったという。
“We are very pleased with the job he’s done for us. Who would’ve thought at the beginning of the season that he’d lead our team in games played?”
「イチローが今年このチームでしてくれたことには非常に満足している。シーズン開幕の時点で、出場試合最多の選手がイチローになろうとは、誰も予測していなかっただろう」
もちろん出場機会がこれほど多くなったのは、他の多くのレギュラー選手の怪我がひとつの原因ではある。しかし球団がイチローとの契約更新を真剣に考慮していることはヒル氏も肯定しており、多くのメディアがすでに報じていることでもある。
またデービッド氏は、イチローは3000本安打達成までは自分から引退を表明しないだろうと予測し、そのマイルストーン達成のために球団は契約を更新するだろうと予測している。
In the Marlins point of view, Ichiro trying to get this milestone will provide an increase in next season’s attendance.
マーリンズ側からすると、（『3000本安打』という）この偉大なるマイルストーンを目指すイチローがチームに残ってくれれば、来シーズン球場に足を運ぶファンの数も確実に増えることは計算済みであろう。
出典：”MLB: Ichiro Suzuki To Return Next Season?” @Latin Post by Juan Paolo David, Sept. 21, 2015