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大谷翔平、2度の敬遠含む4四球で本塁打伸ばせず エンゼルスは延長12回の激闘も6連敗

2021/09/23

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたヒューストン・アストロズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場。大谷は2打数無安打で、6打席中4打席は四球で出塁。勝負してもらえず、本塁打の記録は伸ばせなかった。エンゼルスは激しい攻防戦を繰り広げるも延長戦の末、6連敗となった。
 

 
 大谷は、先発ルイス・ガルシア投手との対戦で、最初の2打席は連続四球を選び出塁。しかし、自らの二盗失敗などもあり、得点に繋げることはできない。

 6回、アストロズ3点リードを許した大谷の第3打席。大谷は2死走者なしの場面で、ガルシアが投じた内角低めの94.3マイル(約152キロ)のフォーシームに差し込まれ一塁ゴロ。この回も無得点で、点差を詰められず攻撃を終えた。
 
 エンゼルスは7回、先発ガルシアから継投したフィル・メイトン投手の代わり端を攻め、無死満塁の絶好機。1死から8番ルイス・レンヒフォ内野手は適時打となる左安打、さらに続く9番キーン・ウォン内野手が四球を選んだ。なおも続くチャンスでケンドール・グレイブマン投手から2番ジャック・メイフィールド内野手に走者一掃の適時二塁打が飛び出し、一気に試合をひっくり返した。
 
 そして2死二塁と、得点圏に走者を置いたまま大谷は第4打席を迎える。ここでは申告敬遠が告げられ、勝負はしてもらえなかった。
 
 しかし直後の8回、スティーブ・シーシェク投手は先頭打者2人を抑え2死に持ち込むも、2番アレックス・ブレグマン内野手に四球を与え、続く3番ヨーダン・アルバレス外野手、4番ユリ・グリエル内野手の中軸に2連打を許し2失点。逆転したのも束の間、すぐさま同点に追いつかれた。
 
 5-5で決着がつかず試合は進み、そのままタイブレーク制(無死二塁から開始)が適用される延長戦へ。
 
 大谷は10回の先頭打者として5度目の打席に立ったが、2打席連続となる申告敬遠。試合が動いたのは12回、アストロズの打線が奮起し、一挙4点を追加した。大量リードを許したエンゼルスはその裏、2死二塁で大谷の打席を迎えるもジョシュ・ジェームズ投手を前に3球三振。エンゼルスは延長戦の末、5-9で敗戦を喫した。
 
 この日の大谷は、2打数無安打4四球(四球、四球、一ゴロ、四球、四球、空三振)の成績。打率.256、OPS.952(出塁率.361+長打率.591)となっている。熾烈な争いが繰り広げられている本塁打ランキングでは、現在45本と首位に1本差と迫る大谷。首位奪還を狙うもこの日の試合では本塁打はなく、6打席中4打席四球で勝負してもらえず。エンゼルスは途中圧巻の逆転劇を披露するも、延長戦の末敗れ、6連敗となった。



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