大谷翔平、2打席連続三塁打&3打点!4戦連続複数四球も エンゼルスは14得点で大勝
2021/09/26
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地で行われたシアトル・マリナーズ戦に「2番・指名打者(DH)」で先発出場。3打数2安打でいずれも三塁打を放ち、四球も2つ選び、エンゼルスの大勝に貢献した。
初回、無死一塁で迎えた大谷の第1打席。相手先発タイラー・アンダーソン投手に対してストライク先行の投手有利なカウントで、内角のボールゾーンに入ったチェンジアップを巧みなバットさばきでライト線へ運び、先制タイムリー。大谷も快足を飛ばして一気に三塁を陥れた。さらに続く3番フィル・ゴセリン外野手の二ゴロの間に大谷もホームを踏み、エンゼルスは2点先制の幸先の良いスタートを切った。
さらに2点をリードの3回、初回と全く同じ場面の無死一塁で、大谷は第2打席を迎える。そこでも真ん中高めに甘く入った球を見逃さず、再び右方向への適時三塁打を放った。その後は打線に火がつき、後続がヒットを重ね一気に3点を追加。先発アンダーソンをマウンドから引きずり下ろした。
マリナーズの2番手エラスモ・ラミレス投手との対戦でもエンゼルスの好機は続き、打者一巡。2死満塁から、1番ブランドン・マーシュ外野手が死球、続く大谷も四球で押し出し、さらに3番ゴスリンは中安で、次々と走者がホームを踏んで行った。最終的にこの回一挙8得点で、点差を大きく引き離した。
その後もエンゼルスは失点を許さず、5回にはさらに3点を追加。大谷はこの回に迎えた第4打席でも再び四球を選んで出塁し、さらなる得点を演出した
試合終盤は点差変わらず進んでいき、投手陣の好投でわずか1失点に抑え、14-1という大量得点でエンゼルスが勝利した。
この日の大谷は、3打数2安打3打点2四球(右3、右3、四球、四球、空三振)の成績。打率.257、OPS.968(出塁率.371+長打率.596)となっている。
エンゼルスは、前日のマリナーズとの試合では、激しい攻防戦の末に僅差で敗れたが、この日は6連勝中だったマリナーズに大きく点差を引き離して白星を挙げた。