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【MLB】今季先発5人がDL。田中将大、軟骨除去手術に地元紙「ヤ軍先発陣に一層の暗雲」

田中将大は右ヒジの遊離軟骨除去手術を受けたが、これで今後のトミー・ジョン手術の懸念が消えたわけではない。むしろ「ヤンキース先発陣への不安感を増幅させた」と地元紙は見ている。

2015/10/22

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トミー・ジョン手術の可能性はゼロではない

 今季は、右手首と前腕筋肉の故障で前半戦に5週間以上も欠場を余儀なくされた。今回は、田中の高価な右腕への通算3度目の「問題」だが、手術に至ったのはこれが初めてだ。

 問題箇所の手術を受けたことは、本来来季への明るい材料だ。

 しかし、同紙は必ずしもそう見てはいない。ヒジは今回の手術で完治したわけではなく、今後損傷が悪化する懸念は拭いされていないと指摘する。今後のトミー・ジョン手術の可能性はいぜんとして残っている。

It’s not known whether the bone spur played a role in the UCL tear or the forearm strain.
今回除去した軟骨が靭帯の損傷の原因だったのか、それとも前腕の痛みの原因であったかは不明だ。

 いずれにせよ、田中の手術でヤンキースの先発投手陣に心配のタネがひとつ増えたとも言える。今季、故障を経験しなかったのは、アダム・ウオーレンと新人のルイス・セベリーノとだけだった。

 右ひざの故障もあり衰えが著しいサバシアは、現在アルコール中毒症の治療中だ。
 マイケル・ピネイダは右手前腕の痛みで戦列を離れた。イバン・ノバは前年のトミー・ジョン手術からのリハビリで6月24日まで登板できなかった。ネイサン・イオバルディは右ヒジの故障で、9月5日の登板が最終だった。

 今オフ、ヤンキースは先発投手の補強が優先事項になりそうだ。

出典:”Masahiro Tanaka gets elbow surgery for secret bone spur”@ New York Post by George A. King Ⅲ in Oct. 20th 2015

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