大谷翔平とトラウトを大舞台で見たい。米記者がエンゼルスの躍進に期待「彼らを大舞台で見たいから良い成績を残してほしい」【海外の反応】
2022/05/20
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大谷翔平最新情報
米公式サイト『MLB.com』に寄稿する複数の記者が「パニックになるのはまだ早い?不振のクラブを徹底解剖」とのテーマで議論した。その中で、好調を維持しているロサンゼルス・エンゼルスについても言及し、イアン・ブラウン記者が大谷翔平投手を高評価した。
2022シーズンが開幕してから18日(日本時間19日)までの時点で、エンゼルスは24勝16敗の成績を残し、首位ヒューストン・アストロズに次いでア・リーグ西地区2位につけている。今オフには課題だった投手陣の強化を実施し、マイク・トラウト外野手やテイラー・ウォード外野手、ジャレッド・ウォルシュ内野手などの活躍により打撃面でも好成績を残している。
同メディアの記者は、今季不振に喘いでいるチームについて議論した後、それらの球団より上の順位につけているチームについても議論した。昨季77勝85敗でア・リーグ西地区4位に終わり、現在は2位につけているエンゼルスについて、進行役を務めたアリソン・フーター記者は「なぜ皆がまたこのチームに大きな期待を寄せているのか、私にはわからない」と疑問を投げかけた。
それに対し、アンソニー・カストロビンス記者は「エンゼルスの過去を振り返ると、プレシーズンに進めずにブーイングされるのが当然だったが、今回ばかりは投手陣が充実している」と反応。
ブラウン記者は「トラウトと大谷が大舞台で活躍するのを見たいから、良い成績を残してほしい。大谷の投球を見るのは、今シーズン記者席で見たものの中で最も楽しいものだった。アレックス・コーラ監督は以前、レッドソックス相手に投げた投手の中で最高の選手だと言っていた。その試合では、グリーンモンスター直撃の二塁打も放っている。なんて選手なんだと思ったよ」と語り、大谷を称賛している。
また、メーク・ウェインサイド記者は「パトリック・サンドバル、ノア・シンダーガード、大谷、リード・デトマーズ、マイケル・ローレンゼン、いずれも堅実な投球をしている。それが続けば、エンゼルスは正真正銘の優勝候補であり続けるでしょう。それは、とてもシンプルな話だ」と、期待感を示している。