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大谷翔平、スロースタートだが依然としてア・リーグMVPの最有力候補。米紙が主張「他の選手にはない価値を提供し続けている」【海外の反応】

2022/06/09

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大谷翔平最新情報

 米紙『スポーティングニュース』が、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手について言及し、昨季に比べてスロースタートではあるが、依然として2022シーズンのア・リーグMVPの最有力候補であるとの見解を示した。
 

 
 大谷は昨季、投手として先発23試合の出場で130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振をマーク。打者としては本塁打ランキング3位の46本塁打、日本人選手として2007年の松井秀喜氏(ニューヨーク・ヤンキース)以来となるシーズン100打点を記録した。

 それと比較すると、今季の大谷は昨季ほどのインパクトを残せていない。しかし、同メディアは「酷いと言えるほどではない。2021年の驚異的なシーズン以外と比べると、実は彼はまだかなり良い成績を残している。打者としては、32本塁打、94打点、21盗塁、29二塁打、106得点のペースだ」と説明している。
 
 一方で、投手としては「ア・リーグにおける平均奪三振率の上位3人はディラン・シーズ(シカゴ・ホワイトソックス)、シェーン・マクラナハン(タンパベイ・レイズ)、そして大谷だ。防御率3.99は素晴らしいものと言えないが、FIP3.35はア・リーグ18位であり、今のペースで26回先発登板すると仮定すると、136イニングで188奪三振することになる」と解説し、すでに4敗しているものの、悪くない成績だと伝えている。
 
 大谷がア・リーグMVPの最有力候補であると主張する理由については「大谷が2021年に受賞したことは、今季の投票者の投票の仕方に全く関係ない。重要なのは、誰もがやったことがないことを行なっていることだ。彼はメジャーリーグで他の選手にはない価値を提供し続けている。彼は基本的に、1つのロースターで2人分の平均以上を出す選手だ」と報じている。



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