MVP候補たちが勢揃い…2022年メジャーWARランキング第3位。「攻+守」で躍動する強打者
2022/10/01
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2022年の野球は日本だけでなく、メジャーリーグも終盤戦を迎えている。今シーズンも熱い闘いが繰り広げられ、大谷翔平とアーロン・ジャッジのMVP争いに関する報道も加熱している状態だ。そこで今回は、米データサイト『ベースボールリファレンス』による2022年メジャーリーグWARランキングの上位5選手を紹介する。※数字は日本時間9月30日時点
ノーラン・アレナド(第3位)
出身:アメリカ合衆国
投打:右投右打
身長/体重:188cm/98kg
生年月日:1991年4月16日
ドラフト:2009年ドラフト2巡目(全体59位)
WAR:7.8
「世界最高の三塁手」としての呼び声も高い、セントルイス・カージナルス所属のノーラン・アレナド。打撃・守備の両面で一流の成績を残し続けており、2022年もWARは8に迫る(2022/09/30時点)活躍を見せている。
2013年にコロラド・ロッキーズでメジャーデビューを果たすと、1年目から10本塁打を記録。同年は新人ながらゴールドグラブ賞を受賞した。また、打撃面では3年目の2015年に42本塁打・打率.287という数字を残し、ブライス・ハーパー(当時はワシントン・ナショナルズ所属)と並んで本塁打王を獲得。強打の三塁手としてチームに欠かせない存在となった。
アレナドの凄さは打撃が優れているだけでなく、守備面でもファインプレーを連発することだ。守備範囲の広さと強肩を生かし、どんな体勢からでも正確な送球でアウトを積み重ねる。その活躍もあり、アレナドはゴールドグラブ賞受賞者の中でもっとも優れた選手に送られる「プラチナグラブ賞」を2017年から5年連続で受賞している。
なお、アレナドは、ゴールドシュミット同様、2023年のWBCへの参戦を表明。2009年以来のWBC制覇を目指す日本にとって、手強い存在となりそうだ。