【アメリカの眼】田中将大、ヤンキースにとって「早く終わってほしい契約ワースト5位」に
オフのFA市場ではすっかり音なしとなったヤンキース。地元紙がそんな同球団の「早く終わってほしい契約ワースト5」を発表した。田中将大も含まれている。
2016/02/09
Getty Images
Aロッドもワーストに
なお、ワースト1位~4位には、以下の選手との契約が選ばれている。
ワースト1位. ジャコビー・エルズベリー
故障が多く、昨季は右ひざを痛め43試合に欠場した。契約は5年1億1070万ドル残る。技術や経験よりも身体能力の高さに依存した選手でありながら、すでに32歳で故障が多いということは今後も期待できそうもない。
ワースト2位. CC・サバシア
実は、昨季の最終5先発では防御率2.17と好投している。しかし、契約残は2年5000万ドルだ。今年36歳になる彼が、この先2年も昨季終盤の好調さを維持できるだろうか?しかも、10月にはアルコール依存症であることを告白しリハビリ施設に入っている。
ワースト3位 アレックス・ロドリゲス
薬物問題での1年間の出場停止を経て復帰した昨季は、5年ぶりの30本塁打(33本)を放った。しかし、年齢はすでに40で、契約は2年4200万ドル残る。問題はDHとしてしかもはや使えないことで、彼をスタメンで使う限りベルトランやマッキャン、マイク・テシェーラをDHで起用する選択肢がヤンキースにはない。
ワースト4位 チェイス・ヘッドリー
昨季は正三塁手として148試合にスタメンで起用されたが、打棒は低調で守っては自己ワーストの23失策だった。それでも契約は3年3900万ドルも残る。
出典:”Ranking the Yankees’ least desirable contracts” @ The New York Post by Joel Sherman in Feb. 4th 2016