通算33人目の前田健太。投手としてドジャースで最も長く背番号「18」をつける可能性も
今季からドジャースで「18」の背番号を背負う前田健太。過去、最も長くドジャースで「18」をつけていた選手はどんな選手か。
2016/02/15
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昨年はメジャーデビューのホゼ・ペラーザ
ドジャースの背番号「18」と言えば、誰が思い浮かぶだろうか。
日本で訊ねれば、黒田博樹と前田健太という答えが返ってきそうだ。黒田は2008~11年にドジャースでこの背番号をつけていた。前田は今シーズンから、ドジャースで背番号「18」のユニフォームを着て投げる。けれども、現地のドジャースファン、特に昔からドジャースを応援している人は違う名前を挙げるはずだ。
ドジャースは1932年に背番号を採用した。
昨年の球団メディア・ガイドによれば、背番号「18」はフレッド・ハイマッチを皮切りに、2014年までに31人。そこには、選手と監督、コーチだけでなく、打撃投手も含まれている。昨シーズンは8月にメジャーデビューしたホゼ・ペラーザがつけていたので、前田は33人目ということになる。ペラーザは12月に三角トレードでレッズへ移った。
過去32人のうち、最も長く背番号「18」を使用したのはビル・ラッセルだ。
彼が監督を務めていた1996~98年は、野茂英雄もドジャースで投げていたので、覚えている人もいるだろう。当時もその直前のコーチ時代も、ラッセルは背番号「18」だったが、選手当時も同じ背番号をつけ、1969年から1986年までドジャース一筋にプレーした。