日本人メジャーリーガー、歴代最多勝投手は? MLB通算勝利数ランキングトップ5
2023/04/08
Getty Images
第1位 野茂英雄(123勝)
MLB通算成績:323試合(1976回1/3)、123勝109敗、1918奪三振、防御率4.24、WHIP1.35
野茂は、NPBでルーキーイヤーの1990年から投手4冠(防御率・勝利・勝率・奪三振)をはじめ、新人王、最優秀選手(MVP)、沢村賞に輝く鮮烈デビュー。同年から4年連続で最多勝と最多奪三振を獲得するなど球界のエースとして君臨し、1995年から渡米を決断し、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ。
メジャー1年目は5月にデビューを果たすと、同年は支配的な投球を続けた。最終的に13勝、236奪三振、防御率2.54をマークし、最多奪三振と新人王を戴冠。同年から3年連続2桁勝利を記録した。
その後はニューヨーク・メッツ、ミルウォーキー・ブリュワーズ、デトロイト・タイガースで活躍を続け、ボストン・レッドソックスでプレーした2001年には13勝、220奪三振で2度目となる最多奪三振のタイトルを獲得した。
翌2002年からはドジャースへ復帰し、2年続けて16勝、防御率3点台前半の好成績。2003年にはメジャー通算100勝に到達した。MLBでは計7球団のユニフォームへ袖を通し、勝利数は日本人投手断トツとなる123を数えた。
【了】