大谷翔平は放出すべきだった!? エンゼルスの行動に米メディア「それは遅すぎる」【海外の反応】
2023/08/02
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、8月1日(日本時間2日)のトレード期限を前に残留が決定した。今オフにフリーエージェント(FA)にもなる大谷の動向にはさまざまな意見があるが、米メディア「デッドスピン」のカイル・クオルス記者は大谷を残留させ、戦力補強を行ったエンゼルスの戦略に対して言及した。
勝つことを望んでいる大谷とFAで再契約するために、エンゼルスは続々と戦力補強を行っている。シカゴ・ホワイトソックスとは有望株の2位と3位を放出し、ルーカス・ジオリト投手とレイナルド・ロペス投手を獲得した。
しかしクオルス氏は、エンゼルスの戦力補強に関して否定的な意見を述べている。エンゼルスのファームシステムは最下位に近いランクだったが、このトレードにより完全に最下位となったからだ。エンゼルスでトップ100プロスペクトに入る選手はローガン・オホッペ捕手のみとなった。
確かに大谷は勝てるチームを望んでいるが、たとえプレーオフに進出したとしても、大谷がエンゼルスを出ていく可能性はある。もし本当に大谷がエンゼルスに残りたいのであれば、トレードで放出した後のFAで戻ってくることも考えられる。
トレード期限直前で有力株を放出して戦力補強を行ったエンゼルスに対して、クオルス氏は「契約最終年の7月に本気で勝とうとしていることを示しているが、それは遅すぎる」と、大谷残留の決断に反対の意見を投じた。
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