大谷翔平は放出すべきだった!? エンゼルスの厳しいチーム状況に米メディア「批判は少なくなっているが…」【海外の反応】
2023/08/04
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、1日(日本時間2日)のトレード期限を終えて残留が決定した。むしろエンゼルスは買い手となり、立て続けの戦力補強によってプレーオフ進出を目指している。米メディア『クラッチポインツ』のシェーン・シューメーカー記者は、エンゼルスの行動が後悔を招く結果となる可能性について言及した。
エンゼルスはアメリカンリーグ西地区でテキサス・レンジャーズとヒューストン・アストロズに次ぐ3位に位置している。
レンジャーズはニューヨーク・メッツとのトレードでマックス・シャーザー投手を獲得し、セントルイス・カージナルスからジョーダン・モンゴメリー投手、クリス・ストラットン投手も獲得した。
アストロズはジャスティン・バーランダー投手がメッツとのトレードでチームに戻り、ケンドール・グレイブマン投手もシカゴ・ホワイトソックスから獲得した。
一方でエンゼルスが補強した選手はルーカス・ジオリト投手やレイナルド・ロペス投手、C.J.クロン内野手と、上位2球団とは見劣りする戦力だ。
シューメーカー氏は、大谷を残留させるために戦力補強を行ったことに一定の理解を示しつつも「リーグ28位と低迷するファーム・システムを始め、エンゼルスを内部から再建する絶好の機会を逃した可能性がある」とし「ここ最近、批判は少なくなっているが、再び巡ってくるのは時間の問題だ」とエンゼルスの将来に警鐘を鳴らしている。
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