大谷翔平、強行出場の正否は!? FA移籍とMVPを天秤にかけ米メディアが言及「決断が遅れれば…」【海外の反応】
2023/08/28
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、右肘の内側側副靭帯(UCL)の損傷により今季は投手として登板しない方針が固められた。打者としては出場を続けており、今オフにフリーエージェント(FA)となる大谷の契約にも影響が考えられる。米メディア『ブリ―チャーレポート』のスコット・ポレスク記者が、大谷の手術について言及した。
大谷はこれまで二刀流として圧倒的な成績を残していたため、球界過去最高額での契約が予想されていた。しかし再び靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けるとなると、2024年の登板は難しく、打者としての出番も遅れる可能性がある。
エンゼルスはアメリカンリーグ西地区で4位につけており、首位のシアトル・マリナーズとは11.5ゲーム差、ワイルドカード争いでは10ゲーム差以上の差がついている。劇的な好転がない限り、プレーオフに進出することは難しい。
このまま打者として出場し続ければMVPの獲得は見えているが、FA移籍に影響を与える可能性は高い。
ポレスク氏は「手術の可能性について決断が遅れれば遅れるほど、大谷がどのチームに移籍しても2024年の開幕に間に合う可能性は低くなる」と、MVPと移籍のどちらかを優先しなくてはいけないと言及した。
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