大谷翔平、FA獲得でも起用は難しい!? 米メディアが問題点を指摘「彼がいないかのように…」【海外の反応】
2023/08/29
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は契約最終年を迎えており、今オフにフリーエージェント(FA)となる。しかし右肘の内側側副靭帯(UCL)の損傷がFA移籍に影響を与えることは必至だ。米メディア『ニューヨークポスト』のジョエル・シャーマン記者は、二刀流である大谷を獲得することの難しさについて言及した。
大谷は2021年から2023年にかけて、メジャーリーグ史上最高のシーズンを過ごしている。投手・大谷は防御率2.84、最多の奪三振率を記録し、打者・大谷はニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に次ぐ本塁打を放っている
しかしシャーマン氏は、大谷を獲得するには球団の年俸予算に加えて大谷の年俸を支払う必要があると述べた。なぜなら投手・大谷は中4日で登板することがなく、大谷以外でローテーションが組める人数が必要だからだ。さらに大谷を加えることによって、リリーフが1人減ることになる。
また、打者・大谷は指名打者(DH)を務めるため、他の選手を休ませる目的でDHに回すこともできない。
そこでシャーマン氏は「大谷が偉大であるのと同様に、二刀流選手としては大きなリスクでもある。彼がいないかのように球団に投資することを約束するオーナーがいない限り、どの球団も彼と契約すべきではない」と言及している。
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