大谷翔平の、靭帯損傷の影響は避けられない!? 米メディアが過去のFA事例から推測「疑問が生じる」【海外の反応】
2023/09/03
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は契約最終年を迎えており、今オフにフリーエージェント(FA)となる。球界過去最高額の契約金が予想されていたが、右肘の内側側副靭帯(UCL)の損傷により契約金が下がる可能性がある。米メディア『エッセンシャリースポーツ』のソラブ・サイーニ記者が、他の選手と大谷を比較した。
大谷は二刀流として球界を席巻しているが、それでも自分の好きな条件で契約を結べる贅沢な選手は数少ない。マイク・トラウト外野手やムーキー・ベッツ外野手、アーロン・ジャッジ外野手などは多額の契約金を手にしているが、それは彼らの才能と過去の実績によるものだ。
しかし、契約金を決めるには年齢や残りプレー年数、怪我など多くの問題がある。この3つがトラウト、ベッツ、ジャッジの契約の背景にある。3人とも20代後半から30代前半で契約を結び、あと10年はプレーすると予想されていた。
大谷は29歳であるが、怪我のために状況は変わった。球団は希望する期間プレーできそうにない選手のためにリスクを負いたくないのだ。そこでサイーニ氏は「技巧派で若いとはいえ、2度目の靭帯損傷は、彼のキャリアの長さに疑問が生じている」と、当初の契約金よりも下がると考えている。
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