【MLB】元楽天新旧エース対決が実現。田中は青木や李とメジャー初対戦、岩隈は立ち上がりがカギ
4月17日に岩隈と田中の元楽天のチームメイト同士の投げ合いとなる。それだけでなく、田中は青木、李大浩ともメジャー初対戦だ。
2016/04/17
Getty Images
青木、シーガーに要注意
田中はこれまでマリナーズ戦に3登板して、3勝0敗、防御率2.35の好成績を残している。また、通算10打席以上の打者3人のうち、ネルソン・クルーズは12打数無安打、6三振と完璧に封じている。ロビンソン・カノーも10打数1安打。2014年に本塁打を打たれたものの、昨シーズンの2試合は計6打席とも討ち取った。
一方、カイル・シーガーは田中に対して9打数3安打で、昨年7月には1試合2本塁打を叩き込んでいる。また、青木宣親と田中がメジャーで対戦するのは初めてだが、日本では14打数5安打(2二塁打)だった。出塁率.400はシーガーの対田中と同じだ。開幕6、7戦のように青木とシーガーが1、2番コンビを組むと、田中には最も警戒すべき存在になる。
ちなみに、マリナーズの打者では、李大浩も日本で田中と対戦している。通算25打数6安打、6三振。安打はいずれもシングルだった。
【次ページ】立ち上がりがポイントの岩隈。リリーフ陣にも不安