【MLB】イチロー3000本安打達成で、野球殿堂の投票は「近年で最も簡単な選択」に。マーケット効果も期待
殿堂入りの切符と言われるメジャー通算3000本安打まで残り20本を切ったイチロー。セイバーメトリクスの評価は高いとは言えないが、それでも資格を得て1年目での選出は確実視されている。
2016/06/23
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3000本安打達成で、殿堂入りは確実
現地21日の試合で2安打を放ちメジャー通算3000安打までのカウントを残り18としたマーリンズのイチロー。開幕前には今シーズン中の達成が危ぶまれた3000本安打だが、今季はここまで快調に安打を積み重ねており、オールスター前後には達成できる可能性が高い。
野球殿堂へのキップと言われる3000本安打の大台に到達すれば、将来のイチローの殿堂入りは確実なものになるだろう。米大手スポーツサイト『Sporting News』も「イチローは造作なく殿堂入りするだろう」としている。
When this happens, Ichiro will be a quick, almost automatic selection for Cooperstown. The writers will vote Ichiro in as soon as he’s eligible, making him one of the easiest inductions in recent years. He won’t get 100 percent of the vote, because no one does, but it’ll be close.
イチローの引退から5年後、彼は素早く、自動的といってもいいぐらいの速さで野球殿堂に選ばれるだろう。投票資格のある記者達はすぐにイチローに票を入れるだろう。彼らにとってイチローは近年で最も簡単な選択の1人となるはずだ。誰も到達したことがない100％に達することはないだろうが、それに近い数字にはなるはずだ。
メジャーリーグでプレーする選手たちにとって最高の栄誉である野球殿堂への選出は年に1回、引退から5年以上経過した選手を体表に全米野球記者協会(BWAA)の記者たちの投票によって行われる。
記事ではイチローは引退から5年後の第1回投票で選出されるのが確実とみているようだ。過去の投票率の最高記録は今年度の投票でケン・グリフィーJrが記録した99.3%（昨年まではトム・シーバーの98.8%）、この記録にどこまで迫れるだろうか。