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【MLB】ダルビッシュ有のリハビリ登板は上々。田中を参考にグラブのはめ方変えるも、うまくフィットせず

故障者リスト入りしているダルビッシュ有は、2Aの試合にリハビリ登板。2回3失点に終わったものの、問題なく投げ終えたことには高評価が与えられている。

2016/07/07

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グラブのはめ方を変えたが……

 現地4日、右肩の違和感でマイナー調整中のダルビッシュ有は、レンジャース傘下2Aのフリスコ・ラフライダーズの試合で先発登板。故障者リスト入り後、初めてのリハビリ登板は2回0/3を投げ、5三振を奪うも3失点の結果に終わった。地元紙『The Dallas Morning News』の電子版は、「レンジャースのダルビッシュとキーオニー・ケラは、上々のリハビリ登板を見せた」と報じている。

The best pitching news for the Rangers Monday came not in Boston, but from around the minor leagues where Yu Darvish and Keone Kela both came through rehab outings seemingly without issue.
月曜のレンジャース投手陣の最高のニュースは(メジャーチームの試合のあった)ボストンではなく、ダルビッシュ有とケオーネ・ケラの両方が、表面上問題なくリハビリ登板を終えたマイナーリーグから来た。

 ロイヤルズ傘下2Aのノースウエスト・アーカンザス・ナチュラルズとの試合に先発したダルビッシュ。初回、いきなり2者連続でストレートの四球を与えピンチを招くと、盗塁の間にキャッチャーのエラーもあり失点。しかし続く3、4、5番から、3者連続空振り三振を奪い最少失点に抑えた。

 記事によると、ダルビッシュは試合後、この日の試合の序盤では田中将大を参考に、グラブへの指のはめ方を変えていたことを明かしたという。しかし、うまくボールを操れないと判断するとすぐに元に戻したようだ。指のはめ方を変えたタイミングは明言されていないが、初回の8連続ボールはこの「田中風」が影響した可能性が高い。

 2回には先頭打者にこの日初のヒットを許すと、8番打者の二塁打でピンチを広げて一死二、三塁からワイルドピッチでこの日2失点目を献上。3回、先頭打者を歩かせたところでこの日の球数は45球に到達。試合前に設定されていた「3回または45球」に近付いたため、降板となった。

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