大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



【MLB】8月不調の田澤に米メディア、一時的な休養のススメ「ロースター拡大時期に再合流させるべき」

混戦を極めるアメリカンリーグ東地区はブルージェイズ、オリオールズとレッドソックスが激しい首位争いを演じている。そのレッドソックスで、セットアッパーを任されている田澤純一を一時的に降格させるべきではと地元メディアの『masslive.com』が提言している。

2016/08/30

text By

photo

Getty Images



すぐに田澤は必要になるとも言及

 先発陣に目途が立ったレッドソックス。混戦を勝ち抜くためのカギはブルペンだ。

“The offense has been terrific all year except for a tough 11-game West Coast trip.
Now it’s up to the bullpen to step it up. Tazawa does not have to be released. The Red Sox simply could place him on the 15-day disabled list until rosters expand in September. He then could be activated in September.
レッドソックスの攻撃陣は西海岸での11試合を除き、強力打線であり続けている。それゆえ、レッドソックスにとって勝ち抜けるかどうかはブルペン次第だ。田澤を完全に起用しないという意味ではなく、9月のロースターの拡大時期まで彼をDL入りさせ、拡大時期になったら再び合流させれば良い。そうすれば9月に活躍できるだろう。

 田澤は近年、レッドソックスのブルペンを支えてきた功労者だ。世界一に輝いた2013年には71試合に登板、2014年は71試合、2015年も61試合に登板、まさに毎年フル回転し続けている。
 一方でこれまでもたびたび、登板数の多さは米メディアで懸念されてきた。

 なお、田澤は28日のロイヤルズ戦では4-10という展開で、8回から登板。2回1安打無失点には抑えた。
 いずれにせよ、レッドソックスが優勝する上で、セットアッパー田澤の復調は不可欠だ。

出典:Boston Red Sox bullpen:Joe Kelly should take Junichi Tazawa’s spot on the 25 man roster now@masslive.com by Christopher Smith

1 2