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【MLB】ダルビッシュ次戦へブルペン調整「今年最高」。米メディアはエース負担軽減へ補強を訴える声も

ダルビッシュは現地23日のロイヤルズ戦で先発が予定されている。ここに来て、本人もコーチも、コンディションに手ごたえをつかんでいる一方で、米メディアの一部からは補強の必要性を訴える。

2016/07/23

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コンディションの状態は良好を強調

 現地7月16日、約40日ぶりの登板となったダルビッシュ。結果的には今季初黒星を喫したものの、5回途中を2安打9奪三振2失点の力投を見せた。6月上旬、右肩の違和感を覚えた為に故障者リスト入りしたが、今回のピッチングを見る限り順調に回復した様子がうかがえる。

 ダルビッシュの次回登板は23日のロイヤルズ戦。『Sports Day』のエバン・グラント記者は、23日の登板に向けてダルビッシュが調整を開始した様子を報じた。

 記事内でYu Darvish calls Tuesday bullpen session ‘best’ he’s thrown since surgery(火曜日のブルペンでの登板は、手術以降ベストの感触)と紹介しているように、ダルビッシュの状態は非常に良さそうだ。

 同記者はピッチングコーチのダグ・ブロケイルのコメントを、下記のように報じている。

His extension of his arm made it great. Against the Cubs, he didn’t have any problems getting his breaking stuff over for strikes, but he was cutting things off a little on the fastball. Today, he got that extension. Everything was really, really sharp.
彼の腕の伸びが素晴らしい結果につながった。カブス戦では、変化球でストライクを取ることに何も問題はなかったが、速球には少しカットが入っていた。しかし今日は腕の伸びがあったから、すべてのボールが、本当に本当にキレていた。

 ダルビッシュ本人もIt was the best I’ve thrown this year,(今年最高のピッチング)とコメント。手術以降、一歩ずつ慎重にリハビリを続けてきたが、いよいよ完全復活が近づいてきたようだ。

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