【MLB】ヤンキース田中、大一番で登板回避は「最悪のタイミング」。首脳陣は軽症を強調
ヤンキースの田中が次回登板予定だった26日の先発をスキップすることが決まった。首脳陣や本人は問題ないと語り重症の可能性は低い。一方で負けられない戦いが続くチームには大きな痛手となる。
2016/09/24
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ヤンキースには痛手
首脳陣、本人も語っているように田中の登板回避が大きな故障に繋がる可能性は低い。一方でポストシーズン進出をかけてギリギリの戦いを続けるヤンキースにとっては、エースの1試合の登板回避は大きなダメージとなる。
アリーグ東地区はレッドソックスが独走状態に入っており、地区優勝は既に絶望的なヤンキースだが、第2ワイルドカードのデトロイト・タイガースまでは、3.0ゲーム差。第1ワイルドカードのトロント・ブルージェイズとのゲーム差も4.0と、ワイルドカードでのポストシーズン進出の可能性は高くはないが残されている。
田中が登板を回避した26日の試合はワイルドカード争いのライバルであるブルージェイズ戦。相手チームの勝ち頭であるJ.A.ハップ(20勝4敗)とのマッチアップが予定されていた。負けられない試合だっただけに、田中の不在は大きな痛手。記事でも「田中の登板回避がわずかなポストシーズン進出の可能性をさらに危うくする」「最悪のタイミング」と評されている。
田中も自身が大一番で離脱することに関しては以下のように語っている。
“It’s very disappointing,” Tanaka said. “This is definitely not the time you want to skip anything.”
「とても悔しく思っている。今は確かに1試合たりともスキップしたくない時期です」
ジラルディ監督によれば現段階では田中に代わる先発投手は決定しておらず、リリーフ投手を総動員して1試合を乗り切る可能性もあるという。
出典:Yanks’ Tanaka to miss Monday start with slight strain by PETE CALDERA in North Jersey.com on Sep.23 2016