【MLB】田中将大、チームMVP級の活躍も米メディア「いまだ右ひじの不安拭えず、先発投手が必要」
MLB移籍3年目にして、初の投球規定回数に到達。成績面でもヤンキースのエースであることを証明した。
2016/10/06
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先発投手の補強は必要
キャリアハイのシーズンを過ごした田中将大。チームへの貢献度は、投手陣の中で間違いなくNo.1であろう。しかし一方で、右ひじへの不安は依然消えていない。今シーズンも、最後の最後で右前腕の張りを訴え2試合を欠場している。
前述のジョエル・リーター記者は田中の活躍を評価する一方で、Still pitching with a partially torn UCL in his throwing elbow (依然として、右ひじ靭帯を部分断裂した状態で投げている)と報じ、不安が消えていないことを追記している。
『Empire writes back』のスティーブ・コンタルジー記者は、そんな田中の右ひじの状態を考慮したうえでNew York Yankees Starting Pitching Needs For 2017(ヤンキースは2017年に向けて、先発投手が必要だ)とし、ヤンキースはあと2~3人、先発投手の補強が必要だと指摘する。
今シーズン、健康さえ維持できれば、サイ・ヤング賞級のパフォーマンスを発揮できることを証明して見せた田中。来シーズンこそは200イニングをクリアし、真のエースとして周囲の不安の声をシャットアウトしたいところだ。
出典:Selecting Every MLB Team’s 2016 Regular-Season MVP By:Joel Reuter
The top Cy Young and MVP candidates for all 30 MLB teams By:Dayn Perry
New York Yankees Starting Pitching Needs For 2017 By:Steve Contursi