大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 【MLB】ナショナルズ・ハーパーがOP戦8HRと大暴れ!昨季不調の鬱憤晴らす活躍なるか

【MLB】ナショナルズ・ハーパーがOP戦8HRと大暴れ!昨季不調の鬱憤晴らす活躍なるか

2017/03/28

text By

photo

Getty Images



 ワシントン・ナショナルズのブライス・ハーパー外野手が、スプリングトレーニングで打ちまくっている。27日のニューヨーク・メッツ戦とのオープン戦で2本塁打を放ち、このスプリングトレーニングで記録した本塁打は既に8本。シーズンに向けて完璧な調整を重ねている。
 
 2015年に42本塁打を記録し、MVPにも輝いたハーパーだが、昨季は不調に陥り、打率.243、24本塁打、86打点だった。常に警戒はされていたので四球は多かったが、それでも満足できる成績ではない。
 
 しかし、このスプリングトレーニングでは全球団でトップの8本塁打を放つほか、打率も.308として幸先の良いスタートを切ろうとしている。
 
 ハーパーが本来の力を発揮できれば、ナショナルズの球団史上初のワールドシリーズ進出は近いものとなってくるだろう。もちろん、西地区にはロサンゼルス・ドジャース、中地区にはシカゴ・カブスという強豪がひしめくナショナル・リーグではあるが、東地区での戦力は頭一つ抜けている。そのチームを打で引っ張る、ハーパーの今季の活躍に期待がかかる。