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【MLB】岩隈の初白星が・・・。マ軍、9回裏に7失点で世紀のサヨナラ負け

2017/04/10

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 シアトル・マリナーズの岩隈久志が9日(日本時間10日)に敵地でのロサンゼルス・エンゼルス戦に登板。6回を投げ、2安打、1失点と好投したが、チームは9回に6点差を逆転され、9対10とサヨナラ負け。岩隈に勝ち負けはつかなかった。
 
 前回登板を6回2失点と好投した岩隈はこの日も調子の良さを見せる。2回裏に先頭のWBCオランダ代表のシモンズに甘く入ったスプリットをスタンドに叩き込まれ1点を失い、同点とされるも、6回にカルフーンに安打を打たれるまでは被安打なしの投球を披露する。
 
 一方のマリナーズ打線も3回にカノの3ラン本塁打、5回にもカノのこの日5打点目となる二塁打などで岩隈を援護。6回終了時には7対1とし、岩隈の初勝利が期待された。
 
 しかし、マリナーズは9対3で迎えた9回裏に、プホルスのソロ本塁打を皮切りに四球・安打・四球で無死満塁とされる。1点を返されるも、2死とし、4点差。ここで1番・エスコバーに一塁線に長打を放たれ、2点差に迫られる。マリナーズのディアスもストライクが入らなくなってしまい、続く2人の打者に四球を出し、再度満塁とされると、プホルス、ペニントンに安打を浴び、サヨナラ負けを喫した。
 
 米スポーツサイト『ESPN』によると、2011年以降、9回突入時点で6点差以上勝っているチームの成績は2529勝1敗であったという。マリナーズは滅多に起こらない歴史的な敗戦を喫してしまった。