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【MLB】ナショナルズ、侍Jねじ伏せたWBC米国代表ロアークが5失点も打線爆発で大勝

2017/04/11

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 セントルイス・カージナルス対ワシントン・ナショナルズが、10日(日本時間11日)にナショナルズ・パークで行われ、ナショナルズが14-6で大勝。WBCで米国代表として準決勝の日本戦で先発した、ナショナルズのタナー・ロアークが苦しみながらも今季2勝目を挙げた。
 
 ロアークは、初回に味方が1点を先制した直後の2回にカージナルス打線に捕まる。1死からヤディア―・モリーナ、ランダル・グリチャクの連続ヒットで一、二塁のピンチを招き、2死となってからコルテン・ウォンにライトへ2点タイムリーツーベースヒットを浴びて、あっさり逆転を許す。
 
 3-3と同点で迎えた5回。未だ調子の上がらないロアークは、1死一塁からマット・カーペンターにヒットを許し二、三塁とされると、続くスティーブン・ピスコッティーにセンター前へタイムリーヒットを浴びて勝ち越される。さらにモリーナにもタイムリーヒットを打たれて、この回で降板した。5回を被安打7、失点5(自責点3)と奮わず、WBCで侍ジャパンを相手に快投した面影は見られなかった。
 
 しかし、この日のナショナルズは打線が活発だった。勝ち越しを許した直後にスティーブン・ドリューのタイムリーツーベースヒットなどで3得点しすぐさま逆転すると、7-5で迎えた8回には1死満塁から再びドリューが2点タイムリーヒットを放ち、主砲ブライス・ハーパーにもタイムリーヒットが飛び出してこの回一挙7得点。最終回に1点を失ったものの、反撃を振り切って乱打戦をものにした。
 
 ナショナルズは連敗を2でストップ。開幕から7試合で計40得点43失点と投打とも安定感はないが、このカード初戦に勝利したことをきっかけに何とか勢いに乗って立て直したいところだ。