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【MLB】3年ぶりに古巣シアトルの右翼守ったイチロー、今季第1号HR放つなど2安打

2017/04/20

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 マイアミ・マーリンズ対シアトル・マリナーズが、19日(日本時間20日)にセーフコ・フィールドで行われ、マーリンズは5-10で敗れた。イチロー外野手は9番・ライトで先発出場し、第4打席にソロホームランを放つなど4打数2安打1打点だった。
 
 2012年途中までマリナーズに所属していたイチローにとって、慣れ親しんだセーフコ・フィールドのライトの守備位置に就くのは、ニューヨーク・ヤンキース時代の2014年6月12日以来3年ぶり。先発出場でいえば、その前日となる同11日以来となった。
 
 第1打席で空振り三振を喫したイチローは、4回1死ランナーなしで迎えた第2打席で、マリナーズ先発のフェリックス・ヘルナンデスを相手に、カウント3-2からのカーブを弾き返してレフト前ヒットとした。その後、二塁フォースアウトとなったが、シアトルのファンからは温かい声援が送られた。
 
 6回の第3打席はセカンドゴロ。イチローコールが沸き起こった9回の第4打席は、マリナーズ4番手のエバン・マーシャルの初球を叩くと、打球は大きな放物線を描きながらライトスタンドへ突き刺さる今季第1号のソロホームランとなった。イチローはこの日4打数2安打1打点で、打率を.158とした。
 
 試合は、5回までに両チーム計20安打が飛び出す乱打戦となり、4-8とマーリンズ4点ビハインドの6回1死一、二塁には田澤純一投手が3番手として登板。田澤は、カイル・シーガーをショートフライに打ち取り2死としたが、続くタイラー・モッターに対して四球を与えて満塁とピンチを広げてしまう。それでも、続くマイク・フリーマンをサードゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。
 
 田澤は7回もマウンドに上がり、8番から始まるマリナーズ打線を三者凡退に抑える好投を見せた。この日は1回2/3を投げて被安打0、与四球1、奪三振2、無失点という内容だった。
 
 一方のマーリンズ打線は、終盤7回から9回にイチローがホームランを放つまでヒット1本に抑えられ、最終的に5-10で敗戦。チームはこの3連戦のカードを1勝2敗と負け越した。