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【MLB】前田、今季最多の7回を投げ2失点で勝利投手の権利を得て降板

2017/04/29

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Getty Images



 28日(日本時間29日)、ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が本拠地で行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発登板した。
 
 これまでの4登板で1勝2敗、防御率8.05と背信投球が続いていたが、今日の投球では今季最多の7回を投げ2失点と結果を残した。
 
 前田は2回まで6者連続アウトと完璧な立ち上がりを見せたが、3回に四球と安打が絡み、失点を喫した。3回一死から8番・ラップに四球を与え、1番・ヘルナンデスに安打を浴びピンチを広げる。そして、続くガルビスに2点適時二塁打を浴び、先制点を献上してしまった。
 
 2点を追うことになったドジャースは、小刻みに得点を重ね前田を援護した。3回に二死1・3塁とチャンスを作ると暴投で1点を返す。4回にはヘルナンデスの適時二塁打で同点とすると、5回にもシーガーの四球、ゴンザレスの安打でチャンスを作ると、グランダルが犠飛を放ち、勝ち越し点を奪った。
 
 そして、6回にも二死からトールス、シーガーが出塁すると、ターナーが2点適時二塁打を放ち3点のリードを奪った。
 
 3回以降の前田は時折走者を出しながらも要所を締めて無失点に抑え、今季最多となる7回を5安打、8奪三振、1四球、2失点という内容で試合を作り、降板となった。
 
 試合は、7回裏終了時点で5-2とドジャースが3点リードしている。