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【MLB】ド軍新星が止まらない!史上最速57試合で24号&6回の複数本塁打試合

2017/06/26

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Getty Images



 ロサンゼルス・ドジャースのコーディ・ベリンジャー外野手が止まらない。25日(日本時間26日)に本拠地で行われたコロラド・ロッキーズ戦で今季6試合目となる2本塁打を放ち、57試合で早くも24本塁打を記録。さらに、複数本塁打試合を6回達成するのに要した試合数(57)は、MLB史上でも圧倒的な速さだ。
 
 この日は3回に右中間に運ぶと、8回には右翼スタンドへ完璧な一発を放ち、今季早くも24号。メジャーデビューを果たしたのが4月終盤なので、出場57試合ながらも、すでにナ・リーグの本塁打王争いで2位に4本差をつけトップの本塁打数を記録している。
 
 また、この日の2本塁打で早くも今季6試合目の複数本塁打試合を記録。野球アナリストのライアン・スピーダー氏によると、57試合で6度の複数本塁打試合は、これまでの最速のマーク・マグワイア氏の記録の97試合を上回り、驚異的な速さでの達成となった(ちなみに3位はヤスマニー・トマス外野手の212試合)。
 
 そして、もちろん57試合での24本塁打はMLB史上最速の記録である。ちなみにベリンジャーは今月19日に史上最速タイの51試合での20本塁打を放ち、ヤンキースのゲーリー・サンチェス捕手の記録に並んだ後、この1週間で記録を上回り続けている。
 
 ベリンジャーの活躍などもあり、ドジャースは10連勝として、混戦のナ・リーグ西地区で首位を固めている。ドジャース世界一奪還のキーマンはこの男だ。