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【MLB】1試合7盗塁を与えた捕手、先発投手に責任を押し付け→翌朝戦力外

2017/06/29

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 シカゴ・カブスがミゲル・モンテロ捕手を40人ロースターから外したことを、28日(日本時間29日)に『ESPN』が報じた。モンテロは27日の試合で、7つの盗塁を献上し、試合後のインタビューで盗塁の責任を先発投手のアリエッタに押し付けていた。
 
 モンテロは7つの盗塁を与えた27日のワシントン・ナショナルズ戦の後に記者に対して、「盗塁の責任が自分に来るのは本当にクソだ。よく見ると、投手が俺に時間を与えてくれないのがわかる。『ミギー(モンテロの愛称)は誰も刺せない』というのは構わないが、投手陣が走者を誰も塁上に留めておけない」と批判を展開。
 
 さらに、「誰も刺せないことを自分の責任にされるのは本当に残念だ。走者を刺すための時間がないのに、どうやって走者を刺せるんだ?」と言いたい放題だった。
 
 モンテロは直接先発投手のアリエッタの名前は出さなかったが、アリエッタを批判していることは明らかだ。この発言を受け、カブスは翌朝にモンテロを40人枠から外し、事実上の戦力外とした。
 
 ちなみに今季のモンテロは31回の盗塁企図数に対し、わずか1回しか刺せず、盗塁阻止率は3パーセントだった。