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【MLB】ボールが飛びすぎ? 打ち方の変化? MLBの6月の本塁打数が歴史上最多

2017/07/01

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 ア・リーグではニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が本塁打を打ち続け、ナ・リーグではロサンゼルス・ドジャースのコディ・ベリンジャー外野手が驚異的なペースで本塁打を量産しているというニュースが毎日入ってくる。そんなMLBの6月は、歴史上でも最多で本塁打が出ていたようだ。『MLB.com』が速報で伝えたところによると、6月の全試合での本塁打数は歴史上でも最多記録を更新。最終的には1101本として6月の全試合を終えた。
 
 29日に過去の最多記録であった2000年5月の1069本まであと1本と迫っていたが、30日にサンフランシスコ・ジャイアンツのデナード・スパン外野手が初回に先頭打者本塁打を放ちタイ記録とすると、トロント・ブルージェイズのジャスティン・スモーク内野手が今季22号を放ち、記録を塗り替えた。
 
 最終的にこの日は各地で33本の本塁打が飛び出し、6月の本塁打数を1101本として従来の記録を大幅に更新。6月は1日少ないのにも関わらず、歴史に名を刻んだ月となった。
 
 また、『MLB.com』によると、今年の5月は1060本塁打で史上2位(現在3位)を記録。4月は863本として、4月の記録では2000年に次ぐ史上2位となっていた。
 
 このペースで行けば、年間の本塁打記録の更新にも期待がかかる今季のMLB。ボールの変化やフライを打ち上げる選手が増えているなどと意見が分かれる中ではあるが、今季はまだまだ多数の花火が打ち上げられそうだ。