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【MLB】呉昇桓、サヨナラ3ランを浴び5敗目でファン激怒「もう呉を見たくない」

2017/07/15

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Getty Images



 セントルイス・カージナルスの呉昇桓投手が、14日(日本時間15日)に敵地で行われたピッツバーグ・パイレーツ戦の9回裏2-2の場面で登板し、サヨナラ本塁打を浴び今季5敗目を喫した。
 
 今季、カージナルスのクローザーを務めている呉は、4月と5月には13試合連続無失点があったものの、この日までに38試合に投げ、1勝4敗18セーブ、防御率3.54と不安定な投球を続けていた。
 
 この日は9回裏で2-2と同点の場面で登板。先頭のフレイジャーに二塁打を打たれると、1死から3番・マカッチェンを敬遠で歩かせる。しかし、4番のベルに1-2から外角の球を逆方向に運ばれサヨナラ3ランを被弾。自責点3で今季5敗目が記録された。
 
 この本塁打で今季の被本塁打は昨季の5を超える「8」。韓国、阪神時代を含め自身最多の被本塁打数となっている。
 
 さらにこの日の炎上で、呉は7月に登板した6試合のうち5試合で安打を打たれ、2試合で被弾する不安定な投球。これにはカージナルスファンも我慢の限界がきたようで、チームの負けを伝えるカージナルスの公式アカウントのツイッターの投稿には呉と監督への批判が殺到している。
 
「もう呉を見たくない」
「新しいクローザーを獲得してくれ」
「また呉が負けた」
「#呉をトレードしろ」
「オーノーーーー!」
 
 このようにカージナルスファンも炎上を繰り返すクローザーに嫌気が差してしまったようだ。また、カージナルスも43勝46敗と不調のカブスに1ゲーム差の地区3位と低迷している。ここからの復活には呉の復調も不可欠だろうが、どのような道を辿るのか。今後も注目だ。