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【MLB】ダルビッシュ、7回途中3失点で勝敗つかず チームはダル登板の直近10戦で9敗

2017/07/17

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 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が16日(日本時間17日)に敵地で行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に先発登板。6回2/3を投げ、8安打、1四球、6三振、3失点(自責2)の成績も、勝ち負けは付かなかった。
 
 この日の登板がダルビッシュにとっての後半戦初戦。6月以降は1勝5敗と勝ちきれていないだけに好投して勝ち星を挙げたいところだ。
 
 しかし、ダルビッシュは初回に無死から連打を浴びると、3番・ケインの初球の98マイル(158キロ)のこの日最速のツーシームが低めに抜け、暴投となり、1点を先制される。
 
 味方が1点を返し同点としてくれた3回にはムスターカスに右中間を破られる適時二塁打を浴び勝ち越しを許したダルビッシュ。その後は立ち直り、5回と6回は三者凡退で片付けた。
 
 そして、7回表に味方がナポリの本塁打で同点に追いつくも、7回裏に2死から安打を許すと、1番・メリフィールドに内角の球を左翼へ運ばれ二塁打。さらにクッションボールの処理を左翼手のマザラがミスし、一塁走者は一気に本塁まで生還。マザラには失策がつき自責点は記録されなかったが、ダルビッシュは3点目を失い降板した。
 
 この日の成績は6回2/3を98球、8安打、1四球、6三振、3失点(自責2)。チームはダルビッシュ降板後の8回表に追いつき、ダルビッシュには勝ち負けがつかなかったが、9回裏にサヨナラ負け。レンジャーズはダルビッシュが登板した直近10試合では1勝9敗と全く勝てなくなっている現状だ。
 
 また、この日の試合でダルビッシュはMLB通算で943三振とし、ノーラン・ライアン氏が持つ三振記録(939)を抜き球団史上歴代4位へと浮上。ちなみに球団歴代3位の記録はケニー・ロジャース氏が持つ1201となっている。