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【MLB】球宴外野手のJ.D.マルティネスがDバックスにトレード 「とても辛い」

2017/07/19

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 デトロイト・タイガースが18日(日本時間19日)に主力のJ.D.マルティネス外野手をアリゾナ・ダイヤモンドバックスにトレードした。
 
 今季でタイガースとの契約が切れるマルティネスは今年のトレード市場でも注目の選手の1人だ。2014年にタイガースに移籍して大ブレイクを果たしたマルティネスは、今季は怪我で約1ヶ月出遅れるも、打率.305、16本塁打、39打点の好成績を残している。
 
 キャリア最高のシーズンはオールスターとシルバー・スラッガー賞にも選ばれた2015年で打率.282、38本塁打、102打点だ。
 
 今回のトレードでタイガースはダイヤモンドバックスから、ダウェル・ルーゴ内野手、セルジオ・アルカンタラ内野手、ホセ・キング内野手を獲得。ルーゴはチームの有望株ランキングで4位に入るなど期待の三塁手兼遊撃手だ。
 
 マルティネスはトレードについて、「起きることは知っていた。でも、そのことを伝えられるまではどのように感じるのかは分からなかった」として、「とても辛い。この組織を愛しているし、ファンを愛している。デトロイトのすべてを愛しているんだ。ここは自分の家なんだよ」と寂しさを語っている。
 
 今季、低迷しているタイガースはこのトレードで売り手へと回ったことが明らかになった。一方、ナ・リーグ西地区で首位のドジャースとは10.5ゲーム差をつけられているものの、3位のロッキーズを突き放してプレーオフに進出したいダイヤモンドバックスはヤスマニ・トマス外野手が負傷。今回のトレードはその穴を埋めるためのものとみられている。