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【MLB】ダルビッシュ、トレードされない理由に大谷の存在もアリ? 米大手メディアが予想

2017/07/21

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Getty Images



 MLBのトレード期限が徐々に近づいてきて、今年は早くから多くのトレードが成立しているが、20日(日本時間21日)に米スポーツメディア『ESPN』が「全球団のトレードしない選手」を発表。テキサス・レンジャーズにはダルビッシュ有投手が入った。
 
 記事では、「ダルビッシュをトレードすれば素晴らしい見返りが手に入る」としながらも、「レンジャーズには現時点ではプレーオフ進出の望みがある」とダルビッシュをトレードしない理由を分析。しかし、理由は他にもあるとしている。
 
 「レンジャーズには青写真がある。ダルビッシュと再契約することだけではなく、もし彼と再契約したら、日本のスーパースターの大谷翔平がポスティングにかかったときに、契約できる確率が上がるだろう」
 
 レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは、今季、すでに日本を訪れ異例の“リハビリ中”の大谷を視察するなど、MLBの中でも積極的に大谷獲得に向けて力を入れている。
 
 日本ハムの先輩でもあるダルビッシュがチームにいることは、大谷にとっても異国の地での1年目の環境としては素晴らしいものとなるかもしれない。もし、大谷が本当にそのように考えるのなら、ダルビッシュをレンジャーズに囲っておくことは大谷獲得へ向けた大きな要素となるだろう。
 
 しかし、もちろん残り10日ほどでレンジャーズが連敗地獄を経験したりしたら、チームがダルビッシュをトレードする可能性もぐっと高まるだろう。あくまで、“現時点”での予想として考慮しておきたいが、大谷の存在がダルビッシュの動向を左右させる要素として米メディアに予想させるくらい両選手に注目が集まっているのも事実だ。