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【MLB】ヤンキース戦で今世紀2度目の珍事! 得点つきのトリプルプレーが完成 前回は城島が打者

2017/07/26

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Getty Images



 ニューヨーク・ヤンキース対シンシナティ・レッズの試合で(現地25日、ニューヨーク)で今世紀2度目の珍事が発生した。
 
 2回裏にヤンキースが3連打で無死満塁とすると、打席には移籍してきたばかりのフレイジャーが入る。フレイジャーは、3-1から鋭いライナー性の当たりを遊撃に放つも、打球は遊撃手の前で地面に着き、ゴロとなる。
 
 レッズの遊撃手のペラザは捕球した後、自ら二塁を踏み、1アウト。そのまま一塁へ送球し2アウト。その間に三塁走者が生還し得点は記録されたが、遊直だと考えた二塁走者は三塁に走るのが遅れ、二三塁間で挟まれてしまう。
 
 結局、二塁走者も挟殺プレーでアウトとなり、得点が入るトリプルプレーという珍しいプレーが完成した。
  
 複数ソースによると、得点が記録されたトリプルプレーは今世紀2回目の珍事で最後に起きたのは、2006年5月27日のシアトル・マリナーズ対ミネソタ・ツインズ戦。打者の城島健司捕手が無死満塁から二ゴロを放ち、二塁手が一塁走者にタッチして1アウト、そのまま一塁へ送球し2アウト。その間に三塁走者が生還。そして、一塁手が三塁へ送球し、三塁に戻りきれなかった二塁走者がタッチアウトでトリプルプレーが完成していた。